見出し画像

納沙布岬灯台|北海道根室市

2020年7月17日
2020年7月17日
2022年7月18日

納沙布岬灯台|北海道根室市 2020年7月17日/2022年7月18日

北海道で最初に設置された最古の灯台。 
 1869年(明治2年)に日本の軍艦春日が根室海岸測量のため、納沙布岬に標識を建てたのが初めといわれている。
1870年(明治3年)、北海道開拓事業に関わっていた明治政府の松本十郎が難破船の帆柱を利用して灯竿を立てた後、1972年(明治5年)8月15日(旧暦では7月12日)に山尾庸三とリチャード・H・ブラントンにより北海道初の洋式灯台として「納沙布埼灯標」の名称で設置・点灯した。初代灯台は高さ13mの木造六角形。
1930年(昭和5年)に現在のコンクリート造に改築。1963年(昭和38年)に「納沙布岬灯台」に名称が変更された。

納沙布はアイヌ語の「ノッ・サム=岬のそば」が語源。
岬からは北方四島が見渡せ、わずか3.7km沖には1937年(昭和12年)に日本が建設した貝殻島灯台(現在ロシアが実効支配)が放置されているのが見える。 

航路標識番号
[国際標識番号] 0154 [M6840]
位置 北緯43度23分07秒 東経145度49分01秒座標: 北緯43度23分07秒 東経145度49分01秒
所在地 北海道根室市納沙布
塗色・構造 白色 塔形 コンクリート造
レンズ 第4等フレネル式
灯質 等明暗白光、明3秒暗3秒
実効光度 14,000 cd
光達距離 14.5海里(約 27 km)
明弧 105度から15度まで
塔高 13.5 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 23.2 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1872年8月15日(明治5年7月12日)
管轄 海上保安庁
第一管区海上保安本部


最後までお読みいただきありがとうございました。 投げ銭でご支援いただけましたらとても幸せになれそうです。