書評とかレビューとか

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「原作に忠実ではない」は失敗ではない/『映画原作派のためのアダプテーション入門』

『映画原作派のためのアダプテーション入門』 は映画と“原作”小説の誤解を解く。“原作派”は忠実な映画化を気にするが「翻訳(トランスレート)」と「...

旧作も傑作も駄作も分け隔てなく、楽しそうに記事にする雑誌だった/『映画秘宝』休刊に...

総合カルチャーサイト、リアルサウンドさんに『映画秘宝』休刊について寄稿しました。

『文化系のためのヒップホップ入門3』刊行記念トークイベント雑感

『文化系のためのヒップホップ入門3』刊行記念トークイベントを観にHMVBOOKS SHIBUYAに。(2020年2月3日)  長谷川町蔵さん×大和田俊之さんとゲスト...

『アランの戦争 アラン・イングラム・コープの回想録』

フランス アングレーム国際漫画祭2020グランプリに エマニュエル・ギベール氏 『アランの戦争』はアラン・イングラム・コープが振り返る人生の記憶を...

読みたいと思った本が読めるようになる時代がこれからも続き、またこれからも続きますよ...

フランスの漫画(バンドデシネ)の翻訳で精力的に活動されている原正人さんがクラウドファンディングで『レディベコ』というバンドデシネの翻訳を目指し...

土とはまさしく、北海道で生きる人々のことである/【感想】『土に贖う』河﨑秋子

明治時代の札幌で蚕が桑を食べる音を子守唄に育った少女が見つめる父の姿。「未来なんて全て鉈で刻んでしまえればいいのに」(「蛹の家」)。昭和35年...

トリッキーで挑発的な構成で物語を読者に投げてくる/【感想】『嘘と正典』小川哲

零落した稀代のマジシャンがタイムトラベルに挑む「魔術師」、名馬・スペシャルウィークの血統に我が身を重ねる「ひとすじの光」、無限の勝利を望む東フ...

私たちは人を想うとき、はたして正しく想えているのだろうか/【感想】『熱源』川越宗一

故郷を奪われ、生き方を変えられた。それでもアイヌがアイヌとして生きているうちに、やりとげなければならないことがある。北海道のさらに北に浮かぶ島...

こんな風に世界は終わる 爆音ではなくて、すすり泣きとともに/【感想】『映画と黙示録』...

核による人類滅亡、宇宙戦争、他者としての宇宙人(異星人)の表象、救われる者と救われない者、9・11という虚実の転倒と終末映画、そして、コンピュータ...

英知と私欲がぶつかる知られざる戦争/『大英自然史博物館珍鳥標本盗難事件』

2009年6月.ロスチャイルド家がヴィクトリア時代に創設した博物館から,約300羽の鳥の標本が消えた.世にも美しい鳥が行きついた先は,希少な羽...