江戸時代のスーパー農民 二宮尊徳
教養として知っておきたい二宮尊徳
こんにちは!
今回はぼくの地元小田原のスーパーヒーロー二宮尊徳さんの本です。
二宮金次郎の方がわかりやすいかな?
関東近郊の600以上の村を復興させた江戸後期の農民です。
皆さんの印象としては「歩きながら本を読む人」位の印象しかないかもしれませんが、ものすごいん人物なんですよ。
農民なのに商売できちゃう。土木も数学もできて、悟りまで開いてしまうスーパー農民です。
二宮さんの時代は飢饉で食べ物がなく、食べるのに困っていた時代です。
節制をしようと言う話をしていますが、だからといって何が何でも禁欲的なことをしろなんて言わず、最低限抑えるところは押さえて利益を出して、皆で繁栄しようと言う考えに立っています。
「経済なき道徳は戯言であり、道徳なき経済は犯罪である」
江戸時代の後期に600近くの村を復興させた二宮尊徳。復興にあたって殿様が支援金補助金を渡そうとするがそれを拒否する。
補助金はいらない。むしろ害悪であると言って受けとらなかった。
毎年補助金が出れば人々の依存心ばかりが大きくなるが、心がなければ事業は絶対に成功しない。
この前、読んだ木下斉さんの本も同じようなことを言っていましたね。
実際に行動する人、行動していると同じようなことにつき当たるんですね。江戸時代も令和も平成も人が考える事は意外と変わらないみたい。
「人々の心の田の荒蕪を開拓して、天から授かった良い種「仁、義、礼、智」と言うものを培養して、その善種を収穫して、またまき返しまき返して国家に善種をまき広めることにある。
1人の心の荒蕪が開けたならば、土地の荒蕪は何万町歩あろうと心配することはない。
明徳を明らかにするとは心の開拓を言うのだ。」
「わが道はもっぱら至誠と実行にある。だから鳥獣、虫魚草木にも全て及ぼすことができる。まして人間は言うまでもない。」
「以徳報徳(徳をもって徳に報いる)」
なにをするにもまずは心から。
まごごろで実行していけば全て繁栄していく。
「心田開発」といって心の荒れ地を開発することを重要視していました。一人の心が開発されればそれが一人にまた一人に広がり、やがては国中が良くなる。
真心を持って自分の長所を使って生きていけば徳を積んでいくことができる。それが自然の法則です。
そうしたら、虫でも野菜でも何でも成長していくよ。
コロナでこの先どうなるのか不安になっている時代、
こんなときだからこそ、心に誠実に生きる。
誠実な人のところには誠実な人が集まる。
集まったみんなの長所で助け合って生きる。
尊徳さんのように「学び」
みんなで繁栄していく世の中にしたいですね。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
もし、不安な方やなにか話したい方いればDMくださいね。
コーチングもしてますよ。
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