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【イベントレポート】曲物職人が教える本格的な和セイロ作り

カクカクブックスでは初めてのものづくり系ワークショップを開催しました。


カクカクブックスからも近い場所で、曲物の職人としてセイロなどを作る「曲物工房清水」の清水さんにお越しいただき、和セイロ作りを開催。
実はすぐに予約がいっぱいになったワークショップです。

8人の参加者さん×午前午後で2回開催

2時間たっぷり、和セイロを作ったり、試食の肉まんを食べたりして、楽しい時間を過ごしました!
どんな感じでやってたか、写真でずらっと紹介しますね。


まずは本体の枠になる檜の枠を作ります。

お湯で煮て柔らかくし、曲げやすく。

結構力がいります・・・!

独特な道具で木を曲げて、木ばさみで留めてこのまま1日乾かします。
今回は、「体験」ということで、こちらの輪っかは和セイロまで完成できませんが、何かに使えるかも?ということで輪っかのままでいただきました。

そして用意してもらった輪っかになった檜を使って、早速作っていきます。
まずは「かんば」という山桜の木の皮をなめしたものを編み込んでいく作業です。

枠に鉛筆で印をつけます
特殊なナイフでかんばを編み込むための穴を開けていきます

印の付ける位置や幅によって、デザインが変わってきます。
みなさん、好きな幅で穴を開けていくので、みんな個性的!楽しいです。

実際にかんばを編んでいきます。
穴を開けるのも結構力が必要で大変ですが、編み込んでいくのも穴がうまく開いてたり開いてなかったり、なかなかコツが必要。
でも出来上がっていくのは楽しい・・・!

市松模様かわいい・・・!
シンプルな一列の編み込みも素敵

最後に、かんばをキッチリカットして、編み込み作業は終了。

その後、そこになる部分の木の枠を入れ込んでいきます。
完全にぴったりのサイズなので、たたき棒でコンコンと叩きながら。

その後はさらに、台になる枠を接着してもらいます。
ここは職人さんにお任せ。

枠を接着して固まる間に、試食をしました。
市販の冷凍肉まんを、電子レンジでチンした場合と、和セイロで蒸した場合を比較して食べてみました。

蒸してる間中、檜と肉まんのミックスした最高の良い香りが〜!

電子レンジはいつも通りの味。笑
和セイロで蒸した肉まんは、ふっかふかでしっとりして、レンジとは全然違いました!
すごい!
食べ比べてみると、これからは絶対に和セイロで蒸したい・・・と思った私です。

試食の間に固まったセイロの枠に、最後の仕上げをします。

4ヶ所、木釘を打ち付けて、頭をきれいに削ったら完成です!


できました!
かわいい〜。

木のふたと、竹敷をセットして使えます。
いろんな蒸し物作りたいですね。

前半の皆さん
後半の皆さん


曲物工房清水さんは、岐阜県各務原市に工房があります。
とても人気すぎて、現在は個別のオーダーは受けておりませんが、取扱店やワークショップなどで和セイロを手に入れることができます。

今後もInstagramをぜひチェックしてみてください。
カクカクブックスでも第二回目をやりたいと思っています〜!

カクカクブックスはワタナベマキ著「ほったらかしでおいしい!蒸しレシピ」も販売中です。




今後のイベント


現在開催中‼︎ 11月30日(木曜日)まで


10月13日(金曜日)稲田俊輔さんのトークイベント@OUR食堂

↓ ↓ ↓ カナコ氏が司会をしますよ〜


10月22日(日曜日)本読む会vol.7


11月1日(水曜日)〜 「わざわざ」POPUP-STORE




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それではまた〜


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