AD51「バラエティプロデューサーの森の生活」

[水道橋博士のメルマ旬報 vol.240 2020年9月発行「テレビの果てはこの目の前に」より]

なんかうまくいかないとき、判断に迷ってるとき、ものごとが進まないとき、たまたま手に取った本の、たまたま読んだ一節に、ものすごく救われる瞬間がある。きっと読書とは、そんな人生の瞬間のためにあるのだ。

「自分と子孫のために財産を築きあげようが、一家族、一国家を建設しようが、よしんば名声を獲得しようが、われわれはみな死ぬ運命にあるのだ。ところが真理を扱うことになれば、われわれは不滅となり、変化や偶然を恐れる必要はなくなる。」
「その日の生活を質的に高めることこそ、最高の芸術にほかならない。すべての人間は自己の生活を細部に至るまで、精神が最も高められ研ぎすまされた瞬間の観照にも堪えられるものにしておくべきである。」
「ひとりで旅立つものは今日にも出発できるが、連れ立って旅立つものは相手の準備がととのうまで待たなくてはならず、出発までにはずいぶん時間がかかるものである。」
「過去の詩人や芸術家がどれほど美しく気高い構想を抱いたにせよ、少なくとも、後世の人間がそれを完成させることができないということはあり得ないのだ。」
H.D.ソロー『森の生活 ウォールデン』 (上)、飯田実訳、岩波文庫、1995

今日は2020年の中で一番疲れた。
人生の中でも上位に入るほどの疲弊だ。
若い頃は寝りゃ回復していたけれど、これはなかなか回復もままならない消耗だ。
今日は新月だし、一昨日から五十代になったし、昨日からめちゃくちゃ疲れたから、もうこの際、このまま死んだように寝て、明日から一から生まれ変わることにしよう。そうしよう。

サカナクションのSAKANAQUARIUM光ONLINE
最高!特にイヤフォンで聴くとこの没入感はほんと素晴らしい!
癒されそして勇気を貰う。

海が見える場所に引っ越そうかな。
今や都市にいる意味が無いし。
https://www.instagram.com/p/CEIgBexjxcu/?igshid=147pzp58rmyyx

すべてが終わった。
ありがとうございました。
https://twitter.com/kakuichi41/status/1297787542931034113/photo/1

番組『金スマ』のOA前プレビューを上司の前でやってると、再生中に上司が寝てしまって最後まで行って、上司を一度起こして、また繰り返して再生して、そのたびにまた寝てしまい徹夜させられたあの夏の日なんて思い出して感じるこの季節が来るたびに思い出します。

草彅剛さん主演『ミッドナイトスワン』を観させていただいた。
いろんな人がいろんなことで悩んでいる。
そしてそれを打ち消そうと一生懸命になるほどに無意識に人を傷つけてしまう。
そんな世の中に救いはあるのだろうか?
映画『#ミッドナイトスワン』9月25日(金)ROADSHOW
https://midnightswan-movie.com/

復活!ムーンライダーズ。2020年夏の一番嬉しいニュースだ。
https://www.google.co.jp/amp/s/amp.natalie.mu/music/news/393553

他人を排他的に扱う人は他人に排他的に扱われる。
そしてそれを根に持ってまた違う人を排他的に扱う。
他人を信じない人は自分が信じられないからなのだ。
その連鎖の呪縛から解放されたいなとそろそろ思う。
それを断ち切るためにはまず自分の中の排他的な自分を自分の意思で排除しなければならないのだ。

人生なんてしょせん胡蝶の夢なのだ。
誰かの見た脳内景色の中で、僕らは生きている、
いや生かされているだけなのかもしれない。
眠れない時に見る夢はそんな景色だったりする。

【豊津徳】というYouTubeを先日始めてみたけど、【寿司特】というYouTubeも今度始めてみようなどと今朝ふと思いついた。
自分は何をやるにも、昔からネーミング有りき。
何かをイメージしてるとなんとなく名前が先に浮かんでくる。
中身はそのネーミングにひとりでに引っ張られていくから。

①ネット上でも有名な人と、②ネットでしか有名じゃない人と、③ネットで全然出てこないのにある界隈では有名な人がいる。
でもキャスティング会議とかで話題になるとこの有名のレイヤー違いが混同されて会話されたりするからいろんな齟齬と誤解を生む。
昔は②が無かったからある意味わかりやすかった。
③の人を、番組や記事や広告にどうやってキャスティングするか?が、実はプロデューサー仕事としては、いろいろやりがいが見つかっておもしろいんだけどな。
昨今の①とか②とか求められ過ぎる仕事は、なんか魅力と面白味と新鮮さが無くて退屈なのだ。
何が正しいかはそもそもわからんしそもそも正解なんて無いかもしれんから自分とはしては自分が関わって自分にとって楽しいかそうでないかくらいしか価値基準が無い。
そして最近は実はそれも無い。
いざ関わってみると全てが楽しくもなるしつまらなくもなるから。
つまりやってみなくてはわからないから。

「〇〇しなければならない」って強迫観念を、自分の関わるあらゆる場面で無くしたいなあと心底思う。
やってもやらなくてもいいくらいの中ででも「自分がやらざるを得ない」って、強迫観念では無くブルースブラザーズのmission from Godのような使命が自分に降ってくる感じ、この感覚を大切にしたい。

8月も残り少なく、酷暑だけども今年の夏の終わりを実感する。
そして自分の人生の夏の終わりも実感する。
葉月晦日。
朝起きて、音楽をかけ、コーヒーを淹れ、デスク周りを片付け、そして諸々作業を開始する。
今日から改めて新たに一日一日を丁寧に生きていこうと心を入れ替える。

東大に今25年ぶりに通ってるけどそこでわかったのは東大の本当に素晴らしいところは東大◯◯と言ったブランドや権威じゃないんだけどな。
知をどう生み出すか?育むか?を真摯にやっていること
東大生タレント探しに躍起のテレビ局「彼らは新たな金脈です」- Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/d91b09dd2f91ef484d4033b9f70ad21aa5e4020d

ポストイット、いつもどこかに転がってるのに、で、のりの部分が汚れちゃったりするのに、いざ使おうとすると見当たらないのって、なぜだろう?

映画『星の子』のインタビューで大森立嗣監督と対談!
明日50歳の誕生日の大森監督、つまり僕と同級生。
僕が映画『星の子』を観た感想は「新興宗教入ってもいいかな、って思いました」って言ったら、大森監督爆笑してました。
この模様は、週プレ連載『MovingMovies』にて

「テキトーに一生懸命生きてる」
香取慎吾さんの言葉。あさイチから、いい言葉教えてもらいました。

マキタスポーツさんの「オトネタTV~中老~」を観る。
ニヤッとしたり爆笑したりうなずいたりへーの嵐だったり。
そんな中、僕の中で今のJ-POPの過剰さの中に物足りなさを感じることや、いい曲なのに行けないと感じたりする理由がわかったりもした。
でもそれでいい気もするし、それが結局J-POPなのかも。

「すなわち、私は存在し、知り、意志します。私は、知りかつ意志する者として存在し、自分が存在しかつ意志することを知り、また、存在し知ることを意志します。」
アウグスティヌス『告白Ⅲ』“第十一章 人間のうちにある三位一体の映像”P.198、山田晶訳、中公文庫、2014。

今日新たなピジネスモデルの構築ミーティングを皆でしてて、あるアイデアの光明が見えたとき、ふと窓の外を観たら、なんと虹がかかっていた。
お、これは!!ってなりますね!!(写真写りは悪いけどw)
新たな仕組みを作ります
https://www.instagram.com/p/CE1RqAoD_XW/?igshid=gg6bpbriaxay

JFN『Seasoning』今日レギュラーになって実は初のスタジオ訪問。そして生放送。
zoomでリモートでもクロストーク十分やれると思ってだけど、実際スタジオで生で話すと掛け合いも内容も何倍も充実する。
ラジオの楽しさはスタジオから産まれるのだと改めて実感しました。
https://twitter.com/kakuichi41/status/1302923231775526920/photo/1

3年前にvaluをやってみようと思ってよくわからず少額購入したビットコイン。
そのままvaluもよくわからずほとんど使わぬまま放置してたら今春valuがサービス終了して、でさらにそのまま放置してたビットコイン、今日換金したらなんと3倍になってた。
これかこういうことなのか運用って!

返事をすぐしないのはその求めに違和感が有るからだったりもする。
今返事すると違和感をつい口に出してしまいそうで長期的に見ると損だったりするから。
自分の中での違和感が薄まるのを待って返事を返したいのだけど、でもそれでも違和感が消えない時はそれはもう縁が無い話なのだときっぱり断る。

何かを誰かが批判してる時、横から見ると、その誰かの方がその何かより、大概稚拙だったり劣悪だったりすることが多い気がする。
芸能人然り、政治然り、ビジネス然り。
そう思うと自分如きが何かを批判したくなっても、そりゃ自分が稚拙だったり劣悪だったりするからなんだと、その度に我に返る。

よく寝れて起きた朝と、よく寝れなくて起きた朝で、その日1日の行動と思考と、なんなら運命が断然変わる。
その繰り返しが日常なわけだから、ほんと“よく寝る”ってことはとってもとっても大事な行為なのだ。
むしろよく寝ることが、すべてのモノゴトがうまく進むための唯一の手段なのでは無いだろうか。

昨日はたまたま、ある方とある方の出会いと、ある企業とある企業の出会いを、仲介することになった。
どちらもいい方向に進みそう。よかったよかった。
出会いをプロデュースすることは、ほんとプロデューサー冥利に尽きる行為だ。
何かと何かが新しく出会うから、新しい何かがこの世界に生まれるわけで。

誰がどーこうじゃなくて、8割が支持してるってことが、なんとなく気持ち悪い。
誰がトップだろうと、8割が支持してるって組織は、なんにせよ方向を間違ったときに修正が効かないのでは無いだろうか。
多様性の無い世界は衰退に向かう。
https://www.instagram.com/p/CE5FFUyjEL-/?igshid=m2uiqs2p0eob

今日は22時に寝よう。朝早く起きて、コーヒー挿れて、ご飯食べて、文章書いて、散歩して、音楽聴いて、読書して、風呂入って、寝る。

修士論文そろそろやらなければと思いつつすでに数日経っている。
これじゃいけないとデスクに向かいながら資料見たり本パラパラしたりネット見たりツイッターつぶやいたり音楽聴いたりLINE返したりしてると、いつのまにか修論から頭が離れていく。
いかんいかん、これは焦点を絞るための思惟時間なのだ。

例えばある記事がよくてリアクションするとして、Twitterはなる早でRTしたくなり、Facebookはむしろ遅めにいいね!したくなるのは何故だろう?
そう思うの、自分だけかな?

レギュラーやってるFMラジオ番組 #シズニン 市川美絵さんに生放送中に聞いて、即買いしたスムージー作るVitantonioのマイボトルブレンダー、かなりいい!
適当な野菜とフルーツと豆乳でスムージー作って飲むの楽しくなっちゃった。
市川さんそれで痩せたって言ってたし!
https://www.amazon.jp/dp/B07CM3GFDM

自分なんて大して変わらないと思ってたけど最近考え方がだいぶ変わった。
それは歳を取ったということだ。
若い時分は年寄の苦悩や諦念がいまいちわかって無かったのだと今はわかる。
若人の苦悩や諦念はかつて経験したからだいたい理解している。
今や出来ることはその理解を大切にしていくことくらいだ。

戸田山和久著『科学哲学の冒険』
“こういう決まり=公理”を前提に科学が始まることへの僕が昔から持っていた「その公理が正しいって何で決まるの?」という疑念が払拭できた!
つまりその疑念は払拭できず「とりあえずそうした方が世の中上手く進むでしょ!」ってことらしい。

ピーター・シェーファー作、マギー演出『わたしの耳』配信で観る。
3人の感情の機微、起伏、人はどこまでがよくて、どこからが許せないか。
そんな個人の中の浅さと深さに想い過ぎる。

ふーちゃんのボクハナク、大好きだ。聴くたびに泣いてしまう、かれこれ34年間。
https://twitter.com/f_c_k_c_live/status/1304639339163389953

自分はまさにジャストその世代で、高校生の時に確かに流行った。
皆『夕ニャン』観てた。
でも当時からなんとなく歌詞に違和感を感じていて、それが秋元康的なアイドルビジネスへの違和感に繋がって、自分がテレビ業界に入った後もなんとなくアイドルビジネスと距離を置いていた遠因になっていると想う。
https://twitter.com/akitect/status/1304720074213711873

角田陽一郎の新刊が10月13日に大和出版から出ます!
タイトルは『天才になる方法 本当に「頭がいい」とはどういうことだろう?』
表紙は大好きなイラストレーターの福田利之さんに素敵に描いていただきました!ぜひぜひ!
https://twitter.com/kakuichi41/status/1305013122739003392/photo/1

Gotchのラジオでの佐野元春さんのお話、一言一言があまりにカッコよかった。
その言葉のカッコよさが、この世界の中での詩人(アーティスト)の存在意義なんだと思った。佐野さんには困難な中で、(それこそ自分が中学生の頃から)いつも勇気と知性をいただく。
https://twitter.com/iwera813/status/1305145972972875777

久々聴いた野猿。いい曲だなあ!
あの演者とスタッフの関係性がとても良くて楽しくて、他局ながら嫉妬していた。
そもそもひょうきん族のひょうきんディレクターに憧れてテレビに興味持ったわけだし。
富士急ハイランドでの野猿のライブ観に行ったなあ。
https://twitter.com/jfn_seasoning/status/1305380146438795264

なんか息苦しい世の中に感じるのは軽口が軽口と認識されない窮屈さなのかも。
軽口言うも聞くもコンプラ的なことをいちいち気にしなきゃいけない世の中。
本当に気にしてる以上に気にしてますってポーズを見せなきゃいけない世の中。
適度に配慮しつつ適度に気にしないってことでいいので無いだろうか。

「崖東夜話」新しい日本の精神文化を語る
東京文化資源会議は、六つの文化・宗教施設(アッサラームファンデーション、寛永寺、神田明神、ニコライ堂、湯島聖堂、湯島天満宮)と連携し共同イベント「崖東夜話」を10月27日(火)に開催します!
https://www.gaitou-yawa.org/

築地市場、今や更地。
https://www.instagram.com/p/CFHWeX7DNHr/?igshid=41epohs0nego

海、夕景、九月。
今日はもう寝よう。 場所: 七里ヶ浜
https://www.instagram.com/p/CFHXpbvjx-2/?igshid=1nu56fwzjzogv

このナベサダさんのライブツアーのドキュメント、素晴らしく良かった!!19歳の新人ドラマーの成長譚!
すごく元気になったし、自分も勇気とやる気をもらえるし、歳なんて関係ないし、それ以来ナベサダさんのゴキゲンな音楽をヘビロテ中!
https://twitter.com/sadao_watanabe/status/1301498718714122240

人生ってつくづく流体なんだと最近よく想う。
時化もあるし凪もある。
サザナミもツナミもある。
自分が渦になることも、自分が渦に巻き込まれることもある。
急流だったり、清流だったり、濁流だったり。
上流だったり下流だったり。
どうせ流されるなら、どう流されるか?どこに流れるか?

代表 代表代行 代表代理 
なんか見てるとゲシュタルト崩壊してくる、視覚的以上に、その意味においても。
こうやって役職を作っていく(必要がある)人間の集団に、組織の、オペレーションの、今の社会の、根本的な問題点が凝縮していると想う。

今日修論の中間発表を終えホッとしたのか、修論を師走朔日までに書かなきゃならないのに、今月末までに新刊仕上げると編集者に啖呵を切ってしまった。
だって修論を本格的に書き始めたら新刊は来年になってしまうから。
むしろ今月中に新刊を仕上げる、これから4連休もあるし、と自分に暗示をかける。

今日は昼間に2本のリモート会議があったので、Wi-Fi有ればどこでもいいわけだから、海に来てみた。 場所: 逗子海岸
https://www.instagram.com/p/CFRXCSFjizu/?igshid=12h5jexhcbu20

静岡のにしはらグループのクラファンでやってきた“一番亭の餃子”
焼き方にしたがって焼く!食べる!!美味しい!!!
具と皮のハーモニーが絶妙!!!!
https://www.instagram.com/p/CFS5l-wDKiB/?igshid=do7jh4tbb34i


あっ、そうか!!!いろいろ興味があっていろいろバラエティに手を出すと、仕事量と作業量が増えてやがて体力と気力が尽きる。
そうじゃなくて、あるひとつのことに自分の興味の趣くままいろいろバラエティな要素を入れていけばいいのだ!
なんか、これからの自分の生き方が今、突然、観えた気がする!
冷静になれば、てなことはすでに拙著『「好きなことだけやって生きていく」という提案』や『出世のススメ』には書いてあった。
本というのは、実は未来の自分に向けて書いてあるモノなのだ。
つまりこれは自分の中では総合的な知的興味の『雑誌』を作るということを意味する。
音楽に限らないオリジナルコンフィデンス=『オリコン』とでも言うような。
エンタメに限らない『ぴあ』とでも言うような。
多分、菊池寛のそういう思いから大正には文藝春秋が産まれたんだろうな。
新たな雑誌作りたいな。

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