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第272段「世界OSと自分アプリ:バージョンアップする、しない?」

NHKニュースで『リモートで落語』と『商店街をクラウドファンディング支援』という特集をやっていた。
これらの仕組みは以前からあったけど、今回のコロナでいろんなライフ&ビジネスが一気にアップデートされていってる。
困難は変革を加速させるのだ。
もしかしたらそれは求められていた変化なのかも。

ビジネス、暮らし、エンタメ、教育、様々なヒトモノコトのコロナによるシステム(OS )アップデート。
それは否が応でも起こる。
どうせ起こってしまったのならその変化に自分の身体と精神をどうシンクロさせるか?
時間と空間をどうデザインするか?
自分というアプリのバージョンアップも必要なのだ。

一方で自分というアプリを旧態依然で頑なにずーっと維持してれば、世の中の今のOSでは動かなくなるかもだけど、やがてビンテージという価値になって、むしろ世の中のOSの方がそのアプリを動せるように合わせてくるかもしれない。エミュレーターが作られるかもしれない。そんな感じで確固たる自分アプリとしてそのままでいるって選択もある。

自分も若い時分は、バージョンアップを常日頃心がけていたし、バラエティプロデューサーとしては、そのバージョンアップが生きるための必須の条件だった。
でもこのコロナ篭りで、自分の中ではさらに自分の考えも変わって、自分は自分のままのそのままのバージョンで行ってみようとかとも考えている。
つまり世界OSのバージョンアップに合わせるのではなく、もし必要なら世界よ自分アプリに合わせてくれ!的な(笑)
まあ、自分アプリが必要とされなくなったらそれまでのことだし、そこをジタバタ抗ってる方が、世界OSにむりくり合わせるよりも楽しいかな、とか思っている。

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