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第60段「機会と時間の配分」

若い頃は企画が通らないって日々悶々としてた。やりたいことはたくさんあっても機会が無かった。
今は企画がスルスル通るようになった。むしろ通り過ぎてなかなか実現するのに時間と身体のキャパが追いつかない。
やりたいことがたくさんあっても時間が無い。機会と時間の配分は人生の課題。

何かを生み出すには自分の奥底に潜る時間が必要だ。
潜って作って浮上するのにはそれだけに費やす時間がいる。
その間に違う思考を施行すると潜りが浅くなる。
つまりマルチで仕事するってのは(少なくとも僕には)根本では不可能なんだと思う。
誰かと分担作業することは解決策でもあるけどその分思考が分散もするし。

僕が自分の職名をバラエティプロデューサーにしてるのは「色々何でもやる」ってことの決意表明ではあるけど、色々手を出すってことはその機会の度に潜る時間が必要なわけで、その機会毎に思考の拡散と分断を余儀無くされる。

思考の拡散は楽しいけど思考の分断は疲れる。楽しさと疲れの配分もまた人生の課題。

今年も三ヶ月を切り、でも今年中に4つの番組を新たに立ち上げること画策中。
今年度中にはライブイベントもやりたいし、新たな番組も事業もやる予定。
新たな連載と書籍企画が数本同時に進行。
そしてそれらは繋がっていて渦を巻いてる。

機会と時間の配分と楽しさと疲れの配分をどうするか。

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