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第293段「ソーシャルとのディスタンス」

集団に居るといつも思うなあ、自分は本当に集団が苦手だっていうことを。
その集団が知ってる人の集まりでも知らない人の固まりでも、どっちでも苦手だ。
そこに存在していることの窮屈さを感じてしまう。
そういう意味では昔からソーシャルディスタンシングは常に本能的に取って来たんだと思う。

集団の中にいると、ヒトはひとりでいる時より集団でいるときの方が孤独感を感じるのではないだろうか?っていつも思う。
その中にいる故の疎外感というか他人の振る舞いに感じる他人行儀というか。
その集団がどんどん拡大すると組織になり社会になり世間になる。
そういうものの窮屈さから抜け出したい。

一方でひとりじゃ絶対やりたくてもやれないことがある。
それをやるためには組織なり社会なり世間が必要だ。
何かをプロデュースする時にそれらの必要性はいつも痛感してる。
でも、その拘束と解放の折り合いがほんと難しいんだよね。
縛りがゆるいと何も生み出せないし、縛りがきついといろんなハラスメントを生むし。

自分は縛られたくないし、他人を縛りたくもない。でもそうしないとできないことがある。厳然としてある。
ソーシャルとのディスタンスを改めてどう取るか?が、自分の2021年の、これからのテーマでもあるのだな。

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