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第233段「遅れてやって来た自我」

今までの人生かなり積極的に新しいモノコトを観てきたつもり。
でも今日ふとそれももういいかなあって思った。
新しいモノコトは新しいヒトタチに任せよう。
自分は自分のやるべきことをカタチにしなくてはならない。
ヒトのカタチばかりを観ててもしかたない。
自分のカタチを自分で生み出さなければ。

すごいモノを観たらすごいと思い、つまらないモノを観たらつまらないと思う。
その繰り返しを日々楽しんできた。
それでいいと思って生きてきたけど、それだとずっとヒトのカタチを楽しんでるだけだ。
自分のカタチを楽しみたいと、ようやく歳月を重ねてみて、いい歳して今日やっと気づいたのかもしれない。

結局もう圧倒的にすごいものを生み出すしかない。
ただ問題はそんな圧倒的にすごいものなんて生み出せる能力なんか無いってことだ。
そんなことはわかっているけど、じゃあきらめたとしてこれから人生何やるか?って考えると、それはものすごく退屈そうだから、少なくとも生み出そうと目指してみるしかない。

遅れてやって来た自我、とでも言おうか。
自分にもようやくやってきたのか。
それにしても我ながら遅い、半世紀もかかってる(笑)

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