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第217段「居場所を探す旅」
『メディアとデザインの感性学』最終授業。
居場所と居心地について考える。
その場所に疎外感や違和感という居心地の悪さを感じてしまったらそこはもう自分の居るべき要るべき居場所ではないのかな。
人がそこに居る理由は何?
そう思うと自分の居場所というのは世界の中でどんどん無くなって行く。
その居場所を自分の居る場所にするには、その場所を自分が決めて、自分が縄張りし、自分が居心地をよくするしかない。
他者の居場所でそれを行うのはとても骨が折れる。
他者は自分の居場所と居心地を守ろうとするし、なんなら他者を排除するかもしれないから。
人生って居場所探しの旅なんだろうな。
あるいは居場所の居心地って、かつて居心地よかったっていう単に過去の想い出とかその歴史へのノスタルジアなのかもしれない。
とすると最初の記憶の場所=羊水の中が一番気持ちよかったというような。
究極的には人生はもう戻れない場所を求め続ける旅をしてるというような。
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