第301段「時代とのマッチング」
最近のテレビ制作者の質が下がってると言う人がいる。
ただボクの肌感覚では、自分が入社した頃の先輩たちにはろくでもないあまりに酷い人たくさんいた。TBSで言えば、TさんとかKさんとか(笑)
実は質なんて今も昔もそんなに変わって無いんじゃないか。昔からレベルが低いと言えば低いし、すごい人は老若男女いつの時代も少なからず存在する。
多分、テレビ制作者だけじゃなく、あらゆる分野ですごいモノを作っちゃう人ってのが、いつの時代もいるのだ。
ただそれが幸運にも顕在化する場合と不幸にも闇に埋もれてしまう場合があるんだと思う。
時代の歯車とたまたまカシャっと符合するか、空回りするか。
時流と寝るか、時流をシカトするか。
時流を読んでそれにマッチすることを作り手はいつも気にしてる。
でもそれってハマりすぎるとむしろダサいし、先行きすぎると誰も理解しない。
個人的にはそんな時代とのマッチングにはそもそも意味が無いんじゃないかって最近無力感を覚えてしまう。
なんでも正解を求めてるクイズ人生が退屈というか。
他人のレコメン、むしろそれに乗りたくないとでもいうか。
他人とマッチング、むしろそれをしたくないとでもいうか。
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