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第298段「『話題の○○』という話題」

例えば自分がフォローしてる人があるトピックの情報を盛んに取り上げると、それが自分のタイムラインにどんどん流れてきてそれはさも世間で流行してるように感じられるのだけれど、その人のフォローをやめるとその情報はほとんど入ってこない。
所詮、世間の話題なんてのはその程度の確かさでしか無い。(これ、試しにやってみてください、びっくりするくらい(呆れるくらい)入ってくる情報が質量共に変わるので)

誰かが話題にしてる○○、何かが取り上げてる○○、それが取り上げられてることと、その○○を自分がいいと思うかは本来は関係ないことなのだ。
でもその○○を取り上げてる人が、その○○が取り上げられてることを気にしてばかりの人だったりすると、○○への自分の興味はむしろどんどん薄れていく。

なんていうか、宣伝とかPRとか広告とかが、本当に今転換点を迎えてると思うのです。
わかりやすい文言で、著名人に推薦されて、今話題の○○、キャッチフレーズを考えて、バズる仕掛け、ターゲット等々、そういう手法がやり尽くされて、そんなのばかりが襲ってきて、なんかむしろ嫌気を感じてしまう。

これ、企業だけじゃなくて、国家だったり、学校だったり、個人だったり、あらゆるところでそう思う。
話題の○○、もうそういう類の話を、もう話題にしなくていいんじゃないのかな。

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