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第227段「作品の作り方が変わる時代」

Amazonの自著の売上順位を継続的にウォッチングしてると、新刊が出るたびに旧刊のランキングもあがる。
YouTube動画もそうだけど、ある作り手の作品をアーカイブしていくことで、その瞬間にその存在に気づいた人が(気に入ってくれたら)過去作品にもアクセスしてくれるのだ。

これって作り手や売り手の考え方も変わる変革だと思う。
この現象は以前もあったろうけど、ネットで作品の売買や接触が主流になると一時的に話題になる作品より、アーカイブに適したサスティナブルな作品の方が意味を持つということだ。
所謂“売り抜け”的なその場しのぎの作品は余り意味をなさなくなる。

作り手は自分の作品の世界観や芯をより深く気に入ってもらえるような作品作りを目指せる(目指さなければならない)ことになる。
売り手もその瞬間の話題をかっさらうことよりどれだけ永く人の心に刻まれるか?が大切になる。
色々意見はあるけど、僕は作り手にも売り手にいい時代の到来だと思いたい。

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