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第143段「難しい問題ですね」

このコピーライターの前田将多さんのツイートに大納得なのですが、

@monthly_shota
なにも考えてない人がいう台詞一覧。
「奥が深いですね」
「難しい問題ですね」
「今後考えていかなくてはいけませんね」
「味がありますね」
「世界観がいいですね」
「がんばります」

・・・レスマジですが、めちゃくちゃ考えた時も僕はむしろ「難しい問題ですね」と言ってる気がする。
つまり全く考えてないのとめちゃくちゃ考えてるという両極端な行為なのに同様な現象を生じさせてしまう。
その誤解が他人とのコミニュケーションの齟齬を生むのだろうか?
ホント難しい問題ですね。

バカなふりしてて話すと頭の良さをそこはかとなく感じる人と、頭の良さそうなふりしてて底の浅さが見える人がいる。
どっちでもいいけど老若男女問わず話してると底が深い方が見映えが良い人より遥かに楽しくなってくる。
底の深さをはなから拒否る人もいて、その底の浅さだけはどうにも我慢できない。

旧来の仕事しててもそこで新しさを追求してる人と、新しいビジネスやってるふりして旧態依然な人がいる。
どっちでもいいけど老若男女問わず新しいチャレンジは応援したい。
新しさとは古いものを壊すのでも否定でも無く、古いものでも新しいものでもどう活かすかの持続性を考え続けることだ。

考えてることと考えてないことの距離。
新しいことと古いことの距離。
本物とフリの距離。
ホントにホント、難しい問題ですね。

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