vol.71 『満月の約束』

角田陽一郎のメルマガDIVERSE vol.71 2021年4月27日Full Moon
『満月の約束』

ユニバースUNIVERSE(単一の世界)からダイバースDIVERSE(多元的な世界)へ
多視点(バラエティ)でみると、世界はもっと楽しくなる。
それが角田陽一郎の考えるバラエティ的思考です。まさにいろいろなことをバラエティに多元的に多視点で紐解くメールマガジンです。


■Cm■「悲喜こもごもな人生」

満月は満ちるタイミングです。新月からいろいろ仕掛けてきたことも一段落して、今度はそれらを冷静に把握してみる機会であるのです。このサイクルを意識しやすくするために、ボクがこのメルマガを満月と新月という変わり目に、まさに皆さんにお送りしてるのです。ひと月を、半分ごとにヒートアップとクールダウンの期間に分けて考えることで、自分の生き方とか仕事とかが、進めやすくなるからなのです。
そういう意味で、個人的には新月の4月12日からのこの2週間は、新たな動きがありました。それらは、カタチになりそうなものから、まだアイデアのタネの段階だったり、それこそ初体験であったり、新たな出会いでもあります。そしてそれらは、自分の内側で発案したものもあり、期せずして外側から勝手にボクのところに巡ってきたこともあります。
なんていうか、そのきっかけのいろんなグラデーションが、ボクにはとても楽しくもあるのです。
それこそ若かりし頃は、何事もせっかく始めるのならば、カタチになり、成功し、話題にもなる、と言った結果が出ないとたまらなく嫌でした。でも実際には何かを思いついても、カタチになるモノはほんのひと握りだし、進めていく中で頓挫してしまうものがほとんどです。それが、嫌で嫌で、だからうまくいかない時は歯軋りし、その分成功した時は拍手喝采したものです。
でも今のボクはちょっと感覚が違います。うーん、なんて言えばうまく伝わるかはわからないですが、なんていうか、何かを自分が思いついて、あるいは他者から何かがやってきたとして、それが結果的に芽が出なかったとしても、今はそんなに悔しく無いのです。そりゃ成功したら嬉しいですが、別に成功しなかったとしても、それが成功する夢を見てただけでも十分楽しかったんじゃ無いかとも思えるわけです。つまりあらゆる人生には、悲しいことも嬉しいこともあり、それはどちらかが無くなるなんてことはないわけですから、そんな悲喜こもごもな人生に一喜一憂するわけではなくて、そんな悲喜こもごもな人生を、だからむしろ慈しんでみようというような心境なのかもしれません。


■Dm■「自分を好きになる」

あっ、今かなりウソを書いたかもしれません。実際、悲しいことがあったら、それはやはり物凄く悲しいです。死にたくなります。呼吸困難になります。夜もなんか寂しさで寝つけません。そんな耐えられないほどの悲しさの時、どうすればいいか?

ここから先は

1,455字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?