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第206段「最適化は効率化じゃない」

TwitterのおすすめのユーザーとFacebookの知り合いかも?はほとんどおすすめじゃないし、(たしかに知り合いかもだけど)ほとんどつながりたくない人のオンパレード。
結局統計を使ったオススメなんてそんなものなのだ。
自分で自分がつながりたいヒトモノコトを探す労力とカンとテマにこそ価値がある。

今日の『文化政策学の現在』の講義。
若者が訪れたくなる美術館博物館とは?を皆で話す。
でも自分も学生時代全然興味無かった。
けど歳とともにどんどん行くようになった。
実はそれでいいんじゃないだろうか?
「若い頃もっと行っときゃよかった」って歳食ってから後悔するくらいが人生の味わいだと思う。

最適化ってのが、自分の人生に最も適した状況を意味するのなら、それは決して効率化ではない。
ムダや遠回りや失敗や、時には嫌なことを含めて経験・体験・後悔することが、その人の人生の幅と深さを作る(と思う)。
で、それは本当は組織だって社会だって世界だってそうだ。

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