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AD29「『病み』から抜け出す方法」

《水道橋博士のメルマ旬報》編集長・我らが水道橋博士が過労による体調不良のため、活動休止になってしまいました。
でもこの際ゆっくり休んでいただいて、また元気になって華麗なる復活をしていただけることを切に望んでおります。

ただこの過労により体調不良というのは、本当に厄介です。
なってしまった本人もそうですが、本人以上に周りの人たちにもいろんな影響が及びます。
今回は、そんな人が病んでしまうことについて、僕が思うことを書こうと思います。
でも、これはあくまで“僕が”病むことについて個人的に思うことです。当然自分は医者でも専門家でもないですし、いわんやこれから書くことは水道橋博士のことでもありません(博士とは半年近くお会いしていないですし、病状もお聞きしていないです)。
ですのでこれから書くことは、あくまで角田陽一郎個人が、個人のことを、個人の所感で書いているんだと最初にご承知くださいませ。

日常で使う言葉に“病む”って言葉があります。
僕らはそれを“病気になる”という本来の意味で使っていないと(僕は)思います。いや、“病む”が過度に進むとそれこそ病気として治療が必要になりますが、ここで僕が言う病むとは、精神的に苦痛な状態に陥ることを指すんだ思うのです。
つまり“病み”とは自分の中の“闇”です。
その“病む”をオノマトペで言えば、クヨクヨするってことですし、イジイジするってことです。
四字熟語で言えば、自己嫌悪ってやつですかね?
身体的に言えば、疲労感とか倦怠感とか、やる気が起こらないとか。
そしてそれが行動で言えば、起きれないとか、出社拒否とか、ズル休みとか。

みなさんは、“病む”だことはありますか?
それは勿論あるでしょう。多かれ少なかれ人は日々疲れを感じますし、学校でも仕事をしていても家庭でもいろんなストレスの中にいると、ある作業を続行したくない、続行する気がない、あるいは続行したくてもできない、そんな状態に精神が落ち入ります。
もう病んでしまうのは仕方がないとして、ではどんなふうに僕らはそんな“病み”と同居して生きていくといいんでしょうか?

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