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第12段「フォロワー1000人で作家デビュー」 [frame→vortex]

新刊『13の未来地図 フレームなき時代の羅針盤』で、僕は「既存のフレーム(枠組)が崩壊し、その中でコンテンツ(中身)を作るのではなく、これからはあらゆるフィールド(領域)でヴォルテックス(渦)を産み出す」 と述べている。

そんなヴォルテックスな世界はどうなるのか?

今皆で、会社組織や芸能界のヴォルテックス化を企てています。

過渡期の今、どういう仕組みがこの流れに符合するのか?

フレームとヴォルテックスの一番の違いは

閉じてるか?

開いているか?

外側を遮断した既得権益で稼ぐのではなく、外部を巻き込むことで魅力を拡散するスパイラル構造。

常に出入り自由な業界や組織体。

これを実践するための具体策を今ある会社を改変することで進めてます。

これが進めば業界が変わる!

昨日の『本のフェス』でのトークイベント「これからの作家デビューの方法とは」でコルク佐渡島庸平さんともそういう話になったけど、作家のデビューという概念自体がもはや変わって来ている。

従来は出版業界というフレーム内で先生と認められることが作家デビューを意味したが、これからは作り手自身が外部を巻き込む力(魅力)を持つことが作家デビューを意味するのだ。

その作家の巻き込む力はどれ程で有効か? 佐渡島さんによるとTwitterなら(フォロー返し効果を除いた)純粋フォロワー数が1000あればまさに自分の言葉で他人を十分魅了できる作家的素養があるのではないかと。

作家デビューのためにはまず純粋フォロワー1000を目指すべき、それが新しいデビューの方法。

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