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第27段「知性の反逆"Rebellion of Intelligence"」

投票とか視聴率とか、人は何で年代に分けて分析したがるのだろう?それがさぞ客観的な見方だと言いたげだけど、結局一個人の意見や想いを軽視してるだけだと思う。その人が何歳だろうが反対だから反対で賛成だから賛成、嫌いだから嫌いで好きだから好き、そんな個人の主観があるだけなのに。

年寄りだからやれ言い様に惑わされただの若い人がやれ投票に行かないからだの、年寄りでもちゃんと判断してるし若くても投票行く奴は行くし、結局その個々人の知性を相対化することで軽視したりバカにしてるだけだと思う。そんな個々人の知性を軽視する人は、逆に個々人の知性に反逆されると思う。

「これはCM上の演出です」とか「あくまで個人の感想です」とかの表記を載せるのは送り手側のクレームへのリスク回避なのだろうけど、当たり前だけど見てる側はそんな表記が無くてもCM上の演出や個人の感想と理解する知性を当然持っている。その知性を軽視してる人はやがてその知性に反逆されるよ。

これから「知性の反逆」の時代が来ると思う。こんな説明すれば言いくるめられる的テクニックやマーケティングで人の行動が左右される時代は終わり、個々人の知性にちゃんと届く本質的な言動や作品こそが、人の行動を決めると思う。

知性の反逆"Rebellion of Intelligence"とは、知性を軽視してる人への反逆。大衆の知性をバカにしてる施政者への反逆。

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