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第350段「ギフト降臨のチャンス」

今日コロナで三カ月やって無かった対面の打ち合わせを久々2時間やる。そしたら残り15分のところで革命的なアイデアが降ってきた。それはつまり対面だからこそできるやりとりの応酬、時に沈思黙考する時間、時に与太話、そんな一見無駄な105分の繰り返しをすることで、突如として降臨するギフトなのだ。

…という突如として降臨するギフトを求めて開催するミーティングとか出会いってのが(厳然として)ある。
ところがそういうギフト降臨のチャンスを「ではリモートで!」と言って無造作に回避してくる先方って、つまりその瞬間の貴重さを理解してないわけで、仕事をご一緒しててもなんか退屈だし残念。

コロナ禍で、つまり相手と直接“わざわざ”会うことは、以前より困難なこと、ハードルが高いことになっている。“ギフト降臨のチャンス”などいらないミーティングは、むしろリモートで構わない。
だからこそ、そのミーティングが“ギフト降臨のチャンス”を求めるものなのかどうか?ただの“惰性でやる報告会的なルーチンなミーティング”なのかを正しく見定める判断力がより以上に求められる時代なんだと思う。
あっ、ちなみに僕はそんな“惰性でやる報告的なルーチンなミーティング”が嫌で嫌で人生が勿体なくて仕方が無いので、会社員をやめたのでした。

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