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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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#今すぐ君をぶっとばせ

「神は細部に宿る」
全くその通りで、クリエイターが何かを産み出す時、細部を軽視する人に神はご褒美を決して与えてはくれない。でも細部だけやることに嬉々として全体のデザインや構造や意味に無頓着な人にも神はご褒美をくれないと思う。クリエイターとは本来、創造主=神という意味だし。

‪8月も終わる。残念な出来事もワクワクする出来事もカタチが崩れる出来事もカタチが生まれる出来事もいろいろあった。禍福は糾える縄の如しとはよく言ったもので禍福はほぼ同時に来たりする。悲しさとうれしさは同時にやってくる。終わるものは終わり始まるものは始まる。‬てことで9月が始まる。

何かを生み出すためには【仕組み】と【中身】があって、仕組み側の人はその仕組みであとは中身を誰かに作らせれば儲かるとか人気出るとか皮算用するんだけど、その場合だいたい中身側の人に裏切られる。それは中身側の人への敬意がないから。人は信じてくれない人を信じることはできない。
逆も然り。

NHK『サラメシ』東大阪のサッシ工場がはじめベトナム人実習生を安くて便利な労働力と考え付加価値の低い仕事をやらせていた。ある時「この会社は絶対つぶれます。教える日本人がバカだと僕たちがバカになる」と言われ、それで目が覚め一緒に働こうと決心し、その後ベトナムに会社を一緒に作る。

上手くいくか失敗するかは水モノだからその結果はまだ仕方がないとして、それをやってることが誰にも報われないことが一番虚しいし寂しくなると思う。人は誰もが承認欲求の塊でそれはネガティブに言われがちだけど、互いが互いの承認欲求に応えてあげることが、実はとても大切なことなんじゃないか。

閉じたフレームの中でのヒットを狙う。
閉じた組織の中での意見で動く。
閉じた市場の中でのマーケティングで商品を作る。
それが閉じた世界の中では勝利の法則なのかもしれないけど、それに邁進するあまり外の世界とのクオリティの差がどんどん開いていく。自己満足に特化した閉塞感と行き詰まり。

ある作品が予想外にヒットして揉める場合は、だいたい関わった人がどれだけその作品に関わったかの認識の違いから揉めるんだけど、その揉め事を事前に防ぐために最初に丁寧にクリア作業してる作品に限って、結果そんなにヒットしなかったりする業界あるある。つまりヒットしたから揉めるとも言える。

自分はこんなにすごいです!と売り込まないと仕事にならないってのはなんか苦手だし嫌なんだけど、新しいことを始める場合は先方にそれを自分ですごいんだって売り込まなくては始まらないわけで。さらにその説明が先方に理解されてないとわかったりするとなんか恥ずかしいし自己嫌悪になる。難しい。

0.2%って誤差の範囲だ。むしろ認定しないことが大前提で、誤差の程度に認定してるだけだとも言える。悲しい数字。

医大の女子一律減点に通ずるものを感じる。。。

「世界中の戦死したその当時の兵士たち、若者たちの中には生きていれば本当はものすごい人類の文明に貢献した人がいっぱいいたはずなんですよ。それが大勢死んでるわけですよ。戦争というのは未来を、自分の未来をつぶすわけです。」
松本零士
NHKニュースおはよう日本8/13

何かプロジェクトを始める時に、テキセツに選ぶことばかりに執心して、いざ始めるとテキトーに行う人が多い。
でも本当に大事なことは、選ぶのはテキトーでも、始めたらテキセツに行うことだと思う。
アイデアを始めても、それがサスティナブルに続かないと、いつまでも形にはならない。

その考え方がスキだなって共感する人が、自分と考え方を違う人をディスってたりするのを見たりすると、なんか悲しくなるな。ある考え方がステキなら、逆の考え方の人をディスる必要なんかないんじゃないかな。それだとステキな考え方が、なんかステキじゃなくなって、スキでもなくなってしまう。

知り合いの高3受験生の息子さんが拙著「最速で身につく世界史」で世界史に興味が湧き、勉強のやり方の特殊講義を開催。結構自分流のやり方、名付けて『バラエティ勉強法』があるんだと実感。「興味を開く→知識をつなぐ→問題を間違える→知性として体得する」ってメソッド。これ、本になるな!

W杯をアプリでフジロックをYouTubeでJリーグをDAZNで見るこの夏。もうテレビを見ない夏。だってテレビ付けても見るべきものがない。というかその時間に見たいものがある時は見るけどただ付けても見たいものはほとんど無い。見たいものは後で見る。つまりもうテレビは共時的には見ない。