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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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2021年8月の記事一覧

おはようございます8月31日葉月晦日です
終わりは必ずやってくる
終わりは次のはじまりでもある
終わりとはじまりを毎夏毎夏繰り返して、僕らは自らの終わりに向かってひた走る
ならば終わりに向かってどうせなら気持ちよく果敢に走ってみようじゃないか。
8月のすべての悲しみに、さよならを

おはようございます。8月30日です。
「僕は、孤独になって、一人だけの世界に没頭して描くのが好きなんだよね。孤独を恐れちゃいけない。孤独を味わうこと。孤独になっているときこそ、自分が成長するチャンスだよ。」横尾忠則
孤独について孤独になって考える時、それはきっかけ。8月も終わる。

おはようございます。8月29日です。
「この世界は無邪気な謎なのだ。にもかかわらず、その謎を恐ろしいものに変えてしまうのは、そこに真実が秘められていると過信してその真実を必死に解明しようとする人間の狂気なのだ。」ウンベルト・エーコ『フーコーの振り子』
その箱の中には何もないのかも

おはようございます。8月28日です。
仇花・徒花【あだばな】咲いても実を結ばずに散る花。転じて、実を伴わない物事。むだ花。
人との出会いも、はじめた仕事も、作った作品も、自分の人生も、徒花ってことはよくある。でもその花が一瞬でも美しかったのならそれはそれでいいんじゃないだろうか。

この世界に来るべき新しい時代には、宗教と呼ぶと一般的に勘違いしてしまうものではない新たな宗教的な何かと、詩と呼ぶと一般的に勘違いしてしまうものではない新たな詩的な何かと、革命と呼ぶと一般的に勘違いしてしまうものではない新たな革命的な何かが、人々には必要なのではないだろうかと夢想。

今日ふと、結局自分がやりたいことがわかった気がするよ。別に大したことでもなんでもない。そんなことでいいのかとも思うけど、きっと多分、それでいいのだ。

おはようございます。8月27日です。 どこからともなく来て、またどこかへ去ってしまうとらえどころのない風というものには、物事にこだわらない自由さがある。風のように変幻自在なものには、悩みや苦しみはないかのよう。いたずらに争うことなく「風のごとくに従え」巽為風 風のように生きる。

おはようございます。8月26日です。
「未来は厳格な昨日同様取り返しがつかない。 時間という判読不能な永遠の聖典のなかで目次は一つもない。」ホルヘ・ルイス・ボルヘス
未来が昨日によって規定されているとすれば、未来とはむしろ過去と合わせ鏡なのかもしれない。その境目が常に現在なのだ。

おはようございます。8月25日です。
自分が違和感を感じるヒト・モノ・コトには(それがどんなに話題でも有名でも儲かっても)積極的に関与しない。それは、関与しない方がいいという啓示が違和感として認識されるからだ。センスとはその違和感を自らの力で感じ取る生き方の指向性だと思う。

おはようございます8月24日です。
「ヤバい場所で今夜会おうぜ
やわな平和になれた奴らも
きっとそれはそれでヤバいのさ
進んで行こうぜ
今日だって道は分岐点ばかり
好奇心辿って
悪い予感のする方へ」ワイルド・サイドを行け/グリムスパンキー
来た道と行く道はきっと違うのだ

おはようございます。8月23日です。
やるべきこととやりたいこととやりたくないこととやらなくてもいいことの違いは何なのだろう?そんなものは人生の瞬間瞬間でころころ変わるのかもしれない。でも、その中でもずーっと変わらない“やらざるを得ないこと”が、自分の生きてる本質なのかとも想う。

おはようございます。8月22日満月です。
「具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみを責務と、たった一度だけ課される責務としなければならないだろう。人間は苦しみと向き合い、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだ」夜と霧

おはようございます。8月21日です。
我慢したらいい方向に進むのであれば我慢もできるだろう。でも我慢したことで悪い方向に進むのであるなら、なぜ我慢する必要があるのだろう。他者を気にして自我を出すことに躊躇せず、うまくいくかもしれないという可能性と創造性にかけて自我を出していく。

コノサカヅキヲ受ケテクレ ドウゾナミナミツガシテオクレ ハナニアラシノタトヘモアルゾ 「サヨナラ」ダケガ人生ダ 「勧酒」于武陵/井伏鱒二訳 さよならだけが人生ならば また来る春は何でしょう 寺山修司