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今すぐ君をぶっとばせ

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日々のつぶやきのマガジン。 喜びに満ちた、怒りに溢れた、哀しみに染まった、楽しみに彩られた、つぶやきを。 ムーンライダーズの名曲「今すぐ君をぶっとばせ」より。 ぶっとばす君と… もっと読む
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2020年6月の記事一覧

最近はコロナ篭りで本をバンバン買っているけど、以前は自分は車移動なので都内で駐車するとだいたい一回2000円以上もかかっていた。本もだいたい一冊2000円くらい。つまりほとんど移動しなくなり、駐車代が書籍代に変わり移動時間が読書時間に変わった。これはいいことだ。まさに価値の転換!

大学院の指導教官と論文指導のzoomミーティング。論文を書くことのおもしろさとその「言葉」を使うことの意味と本質がわかってきた気がする。その「言葉」を使うか別の言葉を使うかで、その論文自体の意味が勿論変わるし、その論文で探究していく自分の思考の志向自体も変わっていく。おもしろい!

今日6月20日は一粒万倍日で天赦日、明日21日は新月で夏至。何事も切り替わって始まるタイミング。今日は朝から『本を書きたい人の個別相談会』をリモート開催自分も勉強になり、ICUC知的好奇心向上委員会の動画を撮る。そしてメルマガDIVERSEの新月号を書き、修論の作業を進める。

「われわれにとって、すべては自分自身の世界観にある。自分の世界観を変えることが、自分にとっての世界を変えること、つまり、世界を変えることだ。」
ポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアがベルナルド・ソアレス名義で『不安の書』で記した言葉

今日夕方にリモート授業を聴きながら散歩してたら、次の作品の構想がふと浮かんできた。なんとなくの着想は以前からあったんだけど、それを今書く時代の意味と作品の骨格が見えた。いろんなジャンルの授業から学ぶことが、まさにそこから授かる業=インスピレーションが、途方もなく楽しくて仕方ない。

他人に認められるために頑張るのと、頑張ったから他人に認められるのは、似てるようで違う。認められるために頑張るのだと、そもそも何をやりたかったのかがブレていくし、やりたくないこともやらなきゃいけないから。やりたいことをやりたいからやりたいだけ頑張る方が気持ちいいし、結局頑張れるし。

ときどき誤解してる人がいるんだけど、有益な情報は有料なんだよ。ちなみに有料とは対価だけで無く対時間も含めて。対価と対時間をかけて培った情報にはその分の価値があり、それを無料で無時間で安易に得られると思ってる段階で、どんなに有益な情報もその人にとっては無益になってしまうものなのに。

以前断られた仕事を、やっぱお願いしますと来たので、断った。選択とは実は双方向=インタラクティブで、自分と相手があってのものなんだけど、自分側の状況しか考えて無い人や組織が本当多い。仕事でも取引でも受験でも就職でも恋愛でも、貴方がそれを選ばないのなら、それが貴方を選ぶことはない。

西洋の諺に「愚民の上に苛(から)き政府あり」とはこのことなり。こは政府の苛きにあらず、愚民のみずから招く災なり。愚民の上に苛き政府あれば、良民の上には良き政府あるの理なり。ゆえに今わが日本国においてもこの人民ありてこの政治あるなり。『学問のすすめ』福沢諭吉

「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ。」村上春樹『1Q84』
本当に真理だと思う。そして思う。わかってないのは説明してる方なのか、それとも説明されてる方なのか。そう思うと説明する気がなくなるし、説明しない方がいいのかもと思う。

環境倫理学の講義にて「海岸を干潟に戻すと失われた生物が戻ってくる」
NHK-BSの番組にて「雑木林を丁寧に育むと、失われた地中の植物が戻ってくる」
これからの発展とはこういうことなのじゃないだろうか。「日本を、取り戻す。」とはこういうことなのじゃないだろうか。#発展途上人学