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プログラミングスクールQUELCODE(現CODEGYM)を中退した話(2/3)授業の思い出

プログラミングスクールQUELCODE(現CODEGYM)を中退した話。3部作の第2話です。第1話はこちら→プログラミングスクールQUELCODEを中退した話(1)入学までの道のり

書いてたら、長くなってきたので3部構成くらいにしています(汗)ちなみに本当に伝えたいのは第3話です。

今回は授業やスクール生活の様子をつらつらと。守秘義務範囲内で。

入学

2020/07/27月曜に入学。5期生の同期や運営の方々との顔合わせ、カリキュラム説明、スクール生活の過ごし方などのオリエンテーションが数時間あった後、その日から早速学習ヨーイドンとなりました。

その日から平日は毎朝、受講生の仲間や運営の皆さんと顔を合わせるZOOM朝会があり、日中は各種コミュニケーションアプリで講師、コミュニティマネジャーの方々とプログラミングの質問をしたり、雑談をしたり。

完全オンラインだけど普通の学校みたい

このコロナで完全オンラインになったというスクールは少なくないと思いますが、ネットでは「オフラインの学校がいい!」という意見も見たことがあります。わからなくもないですが、僕的にはオンラインで全然いいです。ていうかオンラインがいい。リモートがいい。

自分の構築した集中部屋で勉強できるし、通学がないのがストレスフリーです。人の目がないとサボっちゃうんだよね、という人には生配信アプリで勉強風景をただただ晒すという対策がおすすめです。人に見られてる!って感覚が醸成されて緊張感が生まれて集中できます。

で、人って馬鹿なんだなーというか器用なんだなーというかどう評価したらいいかわからないのですが、一回も対面したことない人でも毎日ZOOMやらslackやらでコミュニケーションしていると親近感湧いてくるんですよね。おもしろいもんです。

週50時間勉強!朝から晩までプログラミング漬け!だけど思ったよりはフレキシブル

入学する前に「在学中は朝起きてから寝るまで晩までプログラミングのことを考えるような生活をしてほしい」と言われて結構ビビってました。

やべ、そういえば治療しなきゃいけない歯があるかも、とか。友人と食事とか当分できないな、とか。遊ぶの我慢はいいとして、病気とか不可抗力系のイベントが起きるかもしれないという心配が少しありました。

とはいうものの、思ったよりはフレキシブルでした。そりゃ生きてりゃ、役所行ったり、病院行ったり、時には息抜きも必要ですよね。その辺は許されます。週50時間の学習がノルマとして掲げられていますが、できなかったからといって即退学!という制度にはなっていません。

ただ学習のコアタイムに長時間離席する場合やミーティングに出られない場合にはきちんと事前に申告しなくてはならないなど、規則も程よくありました。

受講生の進捗、やり方に丁寧に合わせてくれる

QUELCODEには、プレワークと試験を乗り越えたそれなりに有望な人たちが入学してきます(→自分も持ち上げてるの自覚してます笑)。またHPにはこんな記述も。

ただし、厳しい選抜と中退のしくみもあります
(中略)
QUELCODE では、(中略)、途中で受講生のコミットメントが乏しくなった場合、中退勧告という可能性があります。
(QUELCODE HPより https://quelcode.com/

「中退勧告とか怖いよ。遅れたらどうしよ」と思ってたのですが、実際に各受講生の進捗は早い段階からバラけ始めました。カリキュラムの進捗が早い人はよりレベルの高い追加の課題が与えられていました。

僕はどちらかというと遅い方だったのですが、講師の方々は僕が遅い理由を「わからないことを放っておいて先に進めないタイプなんですね」と、僕の身になって理解してくれて、そういう理由なら焦らなくていいよとアドバイスしてくれました。僕の他にも遅れている人がいましたが、皆ケアしてもらっているようで、少人数であるだけに一人一人丁寧にフォローしてくれるんだなー、という印象でした。

「独自教材でなく市販の教科書ならスクールじゃなくてよくね?」って?

そうQUELCODEの主な教材は市販の教科書なんです(姉妹校のKAKELCODEも同じみたい)。だったらスクールの意味あるの?って思われるかもしれませんが、教科書って結構アップデートが遅れていたり、そのまま写経してもプログラムが動かないということはよく起きまして、最近わかったんですが結構プログラム学習あるあるみたいです。

そういう時、講師の方にすぐに相談できるのはありがたかったですし、「ちなみにこういう時は現場では...」と教科書以上の追加のアドバイスをくれたりして、それが結構ありがたかったりします。

講師陣

そんなQUELCODEの講師陣はすぐに答えを教えてくれない時もありました。でも基本的に「自分でどこまで調べましたか?」「そのアクションって何の意味があるかわかってやっていますか?」などあえて質問し返してくれました。まだ勉強したてのことをプロ相手に自分の言葉で説明するのは大変でしたが、M気質があって、魚そのものよりも魚の捕り方を教えてほしいタイプの僕にとっては良い感じでした。

コミュニティマネジャーのエモさ

QUELCODEにはコミュニティマネジャーというそれはもう大変爽やかでエモい存在があります。運営を取り仕切っていて、とりまなんかあったらいつでも相談とか来てね〜っていう役柄です。スパルタ系プログラミングスクールQUELCODEの雰囲気が変に殺伐としていないのは、彼らに拠るところが少なくないと思います。

集団におけるコミュニティマネジャーというポジションはなかなかおもしろいなと思いました。その成果や実績や能力を数値化することはとても難しいですが、結構大事な役回りではないかなと。日本ではあまり聞いたことがありませんでしたが、フランスでは一般的なポジションでした。

僕自身、ちょいちょい学習コアタイム中に雑談させてもらったりしました。もちろんオンラインですが。本当にいつでもおいでね的な母性父性全開の存在で話しやすかったです。てか普通に友達になりたい!そんな人間的魅力に溢れる方々です。

特にこちらのリーダー格のCMさんはすごいと思いました。僕は受講生側から見える表面的なことしかわかりませんが、この人はすごい。ちなみにこの写真よりも実物(画面越しですが)の方がかわいいです(笑)

QUELCODEのネガティブ要素

とまぁ、良いことばかり書いてきたのですが、なんか胡散臭い記事になりかけてるのでネガティブなことも書きたいと思います。でもあまりないんですよね。。。

1、完全オンラインなので、自分を律することが超苦手な人は無理かも
週50時間、真水の勉強時間を捻出するというは思ったよりも難しかったです。しかもオンライン授業であれば基本的に家でやると思うのですが、人の目のない場所で自分を律するのは工夫が要ります。僕はインスタライブなどで自分の勉強している所を晒して他人の目を作ってました。おすすめです!

2、キャリアは絶対エンジニア!という人でないと厳しい、ていうかダメw
現状の制度では、あなたがQUELCODEで6ヶ月プログラミングを勉強した後に例えば公務員とかになったら、QUELCODEはあなたから1円も授業料を受け取ることができません。第3話で書こうと思いますが、僕が1ヶ月で辞めた理由もここにあります。

最後に

マイナス要素、本当に思いつかないのでこの辺で(笑) というか、スクールの特徴が結構はっきりしているので、それが合わない人には全てがネガティブ要素になり得ますし、覚悟がある人にはとっても良いスクールになりうると思います。

これでいよいよ本当に伝えたかった第3話に到達できる。。。

いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw