見出し画像

また破天荒フェニックスを読み返しました

1. 感想3つ

前向きな気持ちをくれた

どんなに苦境に陥っても最後の1秒まであらゆる手段を尽くすし、そういう壁が何度現れても何度でも戦うし、仮に派手に失敗したとしても再挑戦があるさと諦めずに、頑張ろうという気持ちになれた。

僕は田中さんにはなれない

僕は田中さんみたいな攻めの経営はできないなと思った。仮に14億円の負債のあるオンデーズを僕が買ったら、まず借金をなんとかして、、と堅実で常識的な道を選んでいたと思う。資金ショートしそうとかいう段階で、高田馬場に新規店舗を...とか絶対無理。でもよく後先考えずフランスで会社作るとか、リスキーな選択することはままあるので、そういうのもアリなんだなと少し安心した。

小説という広告

本の内容もさることながら、会社の知名度アップ、ブランド向上の施策として小説の出版を選んだのが天才的だなと思ったし、しかもそれを自分で書いたとのことで驚いた。今の時代、消費者はコンテンツなんていくらでも無料で享受できるのに、この書籍という広告は、消費者側が一人1654円(単行本, Amazon, 2022/04/27)ものお金を払って広告を受け入れる。僕らはYouTubeの15秒の動画広告をスキップできる5秒ですら長いと感じながら「この広告をスキップする」を押すのに、「破天荒フェニックス」という広告に関しては、5秒どころか、映画よりも長い時間をかけて、オンデーズの広告を喜んで開き、楽しんでいる。そして人に薦める。凄すぎる。そしてそれをビジネス書ではなく、誰でも読みやすい小説の形にし、主人公の人称を「田中は」ではなく「僕は」にしている。

2. アクションアイテム3つ

現場を見る!

田中さんは社長になってまず全国のオンデーズの店舗を廻ったし、三井住友の福丸さんもシンガポール、香港を視察して、決算書ではわからないオンデーズの勢いというものを現場で実感している。僕自身も、現場を見るというのはキヤノン時代ひたすら言われて実践していたことだったが、Fusicではまだ現場らしい現場を見たことがない事に気づかされた。南福岡自動車学校の指導員、教習生が実際にシステムを使っている現場を見てみたい。

自分が知っていること、できることを、ちゃんとやる

YouTubeで田中さんが話しているのを見た。「ぶっちゃけ僕は破天荒ではない。自分は大学も出ていないし、どうやったら会社を再生できるかなんてわからない。でも、やるべきことをしっかりやっている。」と語っていた。朝気持ちの良い挨拶をする、ありがとうを言う、食生活に気を付ける、生活のリズムを崩さない、予習復習をする、自分の店を見る、買ってくれないお客さんがいたらなぜ買わなかったのか聞くetc。これを実践したい。

メガネ買いに行こうw

ずっと新しいメガネが欲しいと思っていたので、オンデーズの店に行ってみようかと思う。今はどんな施策をしているのか肌で感じたい。

いや、僕にサポートだなんて...僕にお金渡されても楽器に使ってしまうので、、、あなたのお金はあなたのために使ってくださいw