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パルマ・レッスン初参加

↓この記事で触れたフラメンコ特有の手拍子=パルマですが…

ついに先週、レッスン初参加してきました。

参加人数5〜6人。初参加は私のみ。パルマだけだからシューズも練習用ファルダ(=フラメンコのスカート)も不要?…と思いきや、皆一応着用してた。(持参してて良かった…。)

カホンに腰掛けた先生(=踊りの先生のご主人でいつもカンテ(=歌)担当)を囲んで弧を描いて椅子に着席。6拍子が基本。手だけでなく要所要所で足も踏み鳴らす。(…と書くと簡単そうだが、耳や体がまだフラメンコ節に慣れてないのか、カウントが諸先輩メンバーとズレてその「要所要所」がなかなかつかめない…。)

レッスンの最後には、1人1人知ってる振りを駆使して即興で踊らされる場面も(これが出来たらカッケー!と思ってたから嬉しかった)。決まりごとというか、あるルールさえ押さえてれば何でもアリ。こ、これは…、パルマのレッスン受けるだけで、本来フラメンコの醍醐味でもある「即興性」も養われそうだ…。

実際、我々の発表会などの出し物は、先生が1から10まで創作した振り付けを順に覚えて踊り、ミュージシャンも事前リハなどで「ふむふむ」と合わせてくれるが、プロがステージに立つ際は、同じ曲でも人それぞれ尺がオリジナルというか自由自在で、「自分は、かくかくしかじか…こういう構成で踊りたいからよろしく」とスペイン語の用語駆使しながら、リハーサル時にミュージシャン達に伝える能力まで問われる。そうやって打ち合わせしてても本番でその場の勢いで尺が伸び縮みし(お互いに)、フレキシブルに対応することも頻発。

こうなってこそ本物…と思ってた世界に一歩近付けた気分…。(ソロ志願者には必須の補充レッスン…というのはこういうことだったか…。)

先生も私が初参加…ということで、私の今度踊る曲「ティエント」を題材に、「構成は実はこうなってる」…と、音源流しながらホワイトボードに書き書きしてくれた(写メ撮ったゾ!)。ずっと気になってて知りたかったことだったので、数年間の霧が晴れた気分だった。踊りのレッスンで頻用されるスペイン語用語の意味もクリアになった。

全てわかって自分仕様にミュージシャン達に伝えられるまでにはまだ程遠いけど、せめて今度踊る曲くらい構成を理解した上で踊りたい。ピアノの演奏でも起承転結って大事だもんね。わかってるからこそ「伝え」られるって所あるもんね。(物語の朗読だってなんだって同じだ!意味もわからず棒読みじゃいかんのだ。)

…頑張るぞっ。

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