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蜘蛛の話をするっ! 2020/05/24

日記

・そこそこ早い時間に起き、ホットケーキを焼いて食べた。優雅。エレガント。マンマ・ミーア。

・ホットケーキをあらかた食べ終え、今日一日をどう過ごそうか考えていると、視界の隅に小さく黒い影が蠢いているのが見えた。正体はだいたい予想がついている。

・蜘蛛だ。

・私が小さいときから、この家には同じ見た目の蜘蛛が不定期に出現する。1ヶ月前にも見たばかりだ。今回もあやつに違いない。

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・ほら、やっぱりね!(モザイク加工済)。やっぱり蜘蛛だった。お馴染みの大きさ、お馴染みの模様。我が家にいつも出現するあの蜘蛛だ。

・幼少期から何度も何度も遭遇する割にこの蜘蛛について私は何も知らなかったので、今日は撮った写真をGoogleレンズの画像検索機能にかけて、調べてみた。

・Googleレンズの導き出した情報が正しければ、こやつの名は「アダンソンハエトリ」と言って、日本の家屋によく見られる種類の蜘蛛らしく、コバエやダニを退治してくれる益虫なんだそう。

・へー、そうなんだ。人間からするとそれなりにありがたい存在なのか。

・にしても、今日出た蜘蛛は、1ヶ月前に見た蜘蛛と同一の個体なのだろうか。もっと言えば、私が幼い頃から見てる蜘蛛はすべて同一の個体なのだろうか。

・調べたところ、アダンソンハエトリの寿命は約1年ほどらしいので、毎回同じ個体を見ているわけではなさそうだ。

・ん、ちょっと待ってよ、じゃあ我が家には結構な数のアダンソンハエトリがいるってこと…?1年しか寿命が待たない上、そこそこな頻度で姿を目撃してるなら、そういうことだよね?私がホットケーキを焼いたり、どうぶつの森をやったり、こうして日記を書いてる裏で、アダンソンハエトリがうじゃうじゃいて生活して、繁殖してるってこと?

・結構嫌なんだけど。

・私の嫌いなものランキングで、蜘蛛はカエルと並んで常に上位に君臨している。これまではあまり気に留めないようにしていたから、平気な顔をできていたけど、いろいろな情報を入れたら、これまでよりも肉薄したものとして存在感が増してきた。 

・調べなきゃよかったよ…。もう知らなかった頃には戻れない。蜘蛛を見かけるたびに、アダンソンハエトリの詳細なデータや画像が浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返すだろう。

戻れないよ 昔のようには 雪が降り仕切ろうとも…

・『白日』はこのことを歌っていたのか…。

・あと、カメラロールに蜘蛛の写真が居座ってるのも嫌なので、この日記を書き終わり次第すぐ消去する。


・お夕飯にテイクアウトの串カツを買って食べた。

・串カツって美味しさの割にそこまで激烈に好き!って人がいないような気がする。大阪名物としても、たこ焼き、お好み焼き、より上には絶対にいけない、永遠の三番手だし。

・うまいんだけどなぁ…。不憫だ。もっと気軽に串カツを楽しめるお店が増えれば良いのに。関西圏以外だと、今は田中さんが独占しているような状態だし、串カツ業界に参入する店がもう少し出ても文句は言われないだろう。急にSONYが串カツ屋さん開いてくれないかなぁ。そしたら面白いなぁ。




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