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スマホ(完全体のすがた) 2021/09/19

日記

・スマホの修理をしてきた!!!!!!

・この日記で書いているように、ときどき画面の左端が反応しなくなることがあった。なぜか「1週間くらい前から」と書いているけど、よくよく思い出してみたらこの不具合が出始めたのは1ヶ月半くらい前だ。症状が出ると、横画面表示のアプリはホームバーが使用不可になるため、わざわざSiriを呼び出して「ホーム画面に戻ってください……」と頼む必要があったりした。そのときの情けなさったらない。


・で、スマホの修理の前に朝イチで友達とプールに行って、1時間くらい泳いできた。昼から修理の予定が入っているのだから、明らかに今日泳ぐべきでないとわかっているのに……。なにが私たちを水へ向かわせるのか。何を目指しているのか。その答えは平泳ぎを会得したときに明かされるだろう……。

・1週間に1回くらい泳いでいるのに、まだ平泳ぎもできないセンスのなさ、すごいかも。真面目にスイミングスクール通おうかな。


・そして、泳いで疲労のタオルケットに包まれた身体で、丸の内のヤマダ電機に入っている修理店に向かった。

・だいたい15分くらいで検査と見積もりが完了し、差し出された料金表を見たら、3万6000円と書かれていてはっ倒れそうになってしまった。3万6000円って。「たっっっっっけ」と口走りそうになてしまったけど、なんとかすんでのところで堪えた。ディスプレイの交換だけでそんなかかんのかい!!!! 何か間違えた世界に迷いこんでしまったとしか思えない。入店してからずっと店内放送で「ヤマダ電機の大特価! ダイソンの掃除機が3万9000円!!」と流れていたのを思い出し、ちょっと足せば掃除機買えんじゃん……と思った。携帯電話のディスプレイと掃除機が同じって、すごいことよ。

・ただまぁ、画面の左端が人質にとられているので仕方ない。そもそも今回は私が身銭を切るのではなく、親が出してくれたので全く痛手ではないし。へへへ……。すぃやせんねぇ……。

・修理を待っている間、東京駅の六厘舎を食べた。プールで消費したカロリー、全部戻ってきた。

・修理を終えたスマホを触ったら、本当に左端が復活していて感動した。元のディスプレイに貼っていた保護フィルムは廃棄となったので、ヤマダ電機で新しいものを買い、お店のサービスを利用して店員さん貼ってもらったら寸分の狂いもなく、ぴっっっちりきれいに貼られていてさらに感動が倍倍倍増。いよいよ私のスマホが完全体になった。これでワヒロをやる。それが人生でいちばんの幸福。


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・150人が聞き取った、150人の「東京の人生」の語りを本にした『東京の生活史』 1200ページもあって、バカみたいにでかい。

・こういう試みが実現されたのもすごいし、こんなデカイ本が店頭で平積みされているというのも驚異的なことだ。社会学の本(一応その部類だと思う)が書店の一角で大々的に宣伝されているわけだからなぁ。最近、厚い本がブームになっているという話を聞くし、それでブーストがかかっている面もあるのかもしれない。

・あと、こんなにデカイのに、急に買おうと思えば全然買える値段なのも単純にびっくりする。

・私がこれを手に取るときに、2人組の大学生が「え、なんかこれ面白そうじゃね?」と言いながら、パラパラ(実際はパラパラなんてできる代物ではないが)めくっていたのが印象的だった。150人の「東京の人生」が書かれた本って派手ではないと思うのだけど、事前に知らなかった層に響くくらい、「種々の小さなものに目を向ける」ということが受け入れられているんだな。これが一過性のブームで、10年後に「あー、そういう流れあったよね」となってしまう程度のものなのかどうかが気になる。


・さ、完全体になったスマホで北村くんの猫耳パジャマカドストを読んで寝るか……。

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