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乱れる、心 2023/04/01

日記

・一夜明けても全然心が晴れね〜〜〜〜〜〜!!!!!

・ご飯食べてもお風呂入っても歯磨いても、ずっと視界に灰色の靄がかかっている。

・はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。今日1日で何度ため息を吐いたか。生殺しのまま放置される時間が長すぎる。

・いっそ、この4日間は「覚悟を決める」ために設けられた時間だと思った方がいいのかもしれない。最悪の事態を前提にしている志の低い思考だけど……。そうでも思わないと……やってられん……。


・それとは別に、年度初めのなんか煩雑なやつがあって心を乱した。改めて、年度始めって嫌いだな。良いことが起きた記憶が一切ない。毎年てんやわんやになっている気がする。


・『オテサーネク』という映画を観た。

・不妊に悩む夫婦はある日、赤子に似た形の切り株を見つける。その切り株を自分の子どもだと信じて育て始めた妻は、求められるがままに食べ物を与え続けるが、次第に切り株の子どもの食欲は際限がなくなりはじめて……というおはなし。

・始めから終わりまで生暖かい不快感に包まれている、奇妙な映画だった。登場人物の境遇や人間性が絶妙に直視したくないとものばかりで、画面に誰が出てきても嫌〜な気分になる。自分本位で好奇心のために平気で残酷なことを行う子どもとか、性欲が強くて子どもにも手を出すおじいさんとか、他人の子どもに対して「あの家の子は早産だから」と平気で言うおばさんとか。見ていてぐったりするような人ばかりが出てくる。

・食事のシーンが本当に、一気に食欲が失せるくらい醜悪で、どうやったら食べ物をこんな気持ち悪く撮れるんだろうと感動した。あまりにも嫌すぎるのだけど、引きながらも次の食事シーンを心待ちにしている自分もいた。変な白いお粥が出てきたときの、嫌さのボーナスタイム感。なぜあんなべちゃべちゃ、ぐちゅぐちゅと音を立てるんだ。

・個人的には切り株の子どもよりも、少女の方が不快度は高かった。何度「このガキ……」と思ったことか。いや、切り株も切り株で不揃い位に生えた歯が大写しになるのがキモかったりしたんだけど……。それでもやっぱりあの少女は子どもの嫌なところだけを集めたようなキャラクターで辟易とした。

・考えてみれば、少女だけでなくすべての登場人物が、「おじいさん」や「おばさん」「母親」などの属性の嫌なところだけで抽出したような人柄だったな。嫌すぎ。



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