睡魔さん　2022/01/27

日記

・1日中眠くてなにも手につかなかった。正しく「睡魔」だ。魔が体に取り付いている。やっぱり寝る時間がめちゃくちゃすぎて自律神経が乱れてるのかな。

・そもそも自律神経ってなんだよという話ではあるが。自らを律する神経って何？ それは脳じゃないのか。自分を律せていないから自律神経が乱れるってなんか矛盾してるような気もするし。勝手に律してくれる神経なんじゃないのかよ。こっちが律させてあげる必要があるってこと？ そんなワガママな神経知らん！ 俺は俺の生きたいように生きる！！ 解散！！！

・何も書かずただ座っているだけの時間を過ごしてしまった。紅茶が冷めてきている。ぬるい飲み物のまずさってなんなんだろう。多少温度が変わっただけでなぜあそこまでまずくなれるのか。憤りすら覚えるほどまずい。

・まずくなる温度の境目ってどこなんだろう。60℃まではギリギリおいしいと感じられるけど、59℃からまずくなるみたいなことってあるのかな。100〜30℃までの紅茶をそれぞれ用意して、一口ずつ順番に飲んでいけばわかりそう。ただ、飲んでる間にどんどん冷めていくからかなり厳密な温度管理が必要になるだろう。味覚研究所みたいなところがあれば試してほしい(自分でやれよ)。

・この前今月は本を読むと日記で宣言したので、時間が空いたらとりあえず本を手に取ることにしている。

・今は内田百閒の『冥途・旅順入場式』と磯崎憲一郎の『電車道』をそのときの気分で選んで読んでいる。冥途・旅順入場式は前に誰かがオススメしていたから買って、電車道は数年前に本屋でたまたま見つけて装丁が良かったから買ったんだったと思う。どっちも面白い。

・冥途・旅順は幻想的で嫌な夢みたいな短編がずらずらと並んでいるので、寝る前に読むと地続きでいい具合に入眠できる。まだ「冥途」の途中までしか読んでいないけど、中でも「件」という話は有名なだけあってかなりよかった。

・突然半人半牛で未来予知をするあの「件」になってしまった男。周囲を見渡すとぞろぞろと人が集まってきていて、どうやら件の予言を待っているらしい。しかし、予言なんて何も浮かんでこない！え〜〜困る！どうする！？ 件って3日しか生きないらしいし、だんだん集まってきた人も「これだけ溜めるってことは大変な予言がくるはずだ……」とか噂し始めてる！ どうしよう！！

・みたいな話。これがじわりじわりと汗をかくような筆致で描かれていて、読んでていて居心地が悪くなってくる。

・内田百閒の顔ってなんか陸軍の偉い人だよな……と昔から思っているけど、誰にも言う機会がない。というか、昔の人ってだいたい陸軍みたいな顔してる。