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餅(ピン) 2023/02/16

日記


・饅頭だ!!

・果たして中身は!?

・無

・井村屋が出している「すまん」という中華まんから餡を抜いた商品だ。ナガノ先生が漫画で紹介していたのを見て以来、ずっと食べたくてスーパーなどを探し歩いていたのだけど見つからず、結局井村屋のオンラインストアで購入できた。一時期はオンラインストアでも売り切れていて、手に入れるのに割と苦労した。

・肉まんはまず半分に割り、餡を取り除いた上で皮だけ食べることが多い(餡は家族などに押し付ける)私からしたら夢のような商品だ。

・「すまん」は私の理想通り、ほんのりとだけ甘みのついた皮でしかなくて良い。おいしいとかどうとかじゃなくて、良い。あと11個残っているから、じっくり食んでいこう。



・祖父母の家でカレーを作った。みくのしんさんの。

・なんか、この写真嫌だな。全体的に汚い気がする。祖父母の家なのでまぁ仕方ないんだけど、実家感が強い。いや、実家感とも違うな。民宿で出てくる食事みたいな。"人"の気配を強く感じる。


・私は人の家のご飯がかなり苦手だ。人の家に行って料理を振る舞われる流れになると冷や汗が出てくる。もちろん、ありがたくいただきはするけど、箸をつけるのは少し躊躇してしまう。 

・別に潔癖症ではないし、相手の調理工程に不信感を抱いているわけでもない。人の握ったおにぎりは普通に食べられる。ただ、なんとなく「家庭のぬくもり」とか「人のあたたかみ」みたいなものがこもっているのを感じるとグェッとなる。他人の台所から感じる生温かさが苦手なのかもしれない。



・『グランド・マスター』というカンフー映画を観た。

・『恋する惑星』などで知られるウォン・カーウァイ監督の作品なだけあって、格闘シーンも美しく、舞踏のように描いている。どのシーンも切り取ってピンナップにできるほど画が強いのだけど、その分テンポが独特になっていて、爽快に戦いまくるカンフー映画をイメージしていると面食らう。組手なども局所的なアップやスローモーションが多用されていて、正直、格闘シーンとしては若干見づらい部分があった。

・あと、イップ・マンが一応の主役なのに前半以降はあまり出番がなくなるのが面白い。あくまでも日中戦争以降の世界に翻弄されたカンフーの道筋をドキュメンタリータッチに描くのが趣旨で、その中心としてイップ・マンが選ばれているだけなので主役というわけでもないのかもしれない。

・1つ1つのエピソードが宙ぶらりんになったまま繋がることなく終わるのも、"物語"というよりは"歴史"を大観する作品だったからなのかな。急に出てきて急にフェードアウトした「カミソリ」ってなんだったんだ。カッコよかったから良いものの。歴史大系が書かれた巻物をパッと広げたような作品で、纏まりがないので観ていてフワフワした気持ちになった。変な映画っちゃ変な映画だと思う。

・あ、そうだ。ガラスが割れるシーンが誇張なしで8回くらいあって何?と思った。



・「『恋する惑星』などで知られるウォン・カーウァイ監督の作品」と書いたけど、ウォン・カーウァイの作品を観たのはこれが初めてだ。さも、監督作品は一通り観たかのような書き方をしてしまった。

・でも、こういうことってあると思う。

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