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1年経ってもワヒロっ子 2021/08/20

日記

・よっしゃ!!!早起き成功した。早起きに成功する方法はただ1つ、おしっこへ行きたくなって朝起きたときにそのまま起きていられるか否か。ここで二度寝すると昼起きルートに突入する。


・清々しかったので、朝からヤクザ映画を観た。

・『ヤクザと家族』

・この前公開したと思ったらもうNetflixに入っていた。なんなら5月くらいの時点で入っていた気がする。早すぎ。

・それにしても良い映画だったな。かつては栄華を極めいていたヤクザも、法や時代によって変わることを余儀なくされ、その変化についていけなかった者たちは枯れていくしかない……というシビアな事情を描いていて、ドンパチやり合うような派手なヤクザ映画ではなく、むしろそういうものを俯瞰して懐古するような視点を持つヤクザ映画だった。なかなかないヤクザの描き方なんじゃないだろうか(全然詳しくないのでてきとうなことは言えないが)。

・なんか、観た後に「じゃあどうすればよかったんだよ……」と嘆いてビャンビャン泣いてしまった。作中でも「お前らヤクザがこれまでしたこと考えれば、このくらいの報いを受けるのは当然だろ」というセリフがあり、実際その通りだし、「ヤクザ」自体を肯定する気にはなれないのだが、それにしても、そういう生き方しかできなかった人、そして、できない人たちはたくさんいるわけで、彼らの行き着く場所はもうどこにもないのか……と思ってしまう。その世界から抜けてようやく手に入れた居場所も、結局砂上の楼閣でしかなく、一度社会に背むけば二度と受け入れてくれないというのは、仕方ないとも感じるし、残酷だよなとも感じる。本当にね……どうすればよかったんでしょうね……。

・「家族」というテーマも、ヤクザの世界での擬似親子と、そこから抜けて作った血縁によって結ばれる家族、前半と後半で別の家族の形を見せつつ、そのどちらもを1つの家族として扱う上手さがよかったな。

・綾野剛の演技がもうめちゃくちゃにすごいのはそうなのだが、個人的なMVPは市原隼人だった。ROOKIESとかのちょっとオラついてるようなイメージしか持っていなかったので、萎れた中年の姿をあんなにもそのままに演じることができるのか!と余計に驚いた。兄貴分である賢治を慕い、純粋で優しくもありという人柄で、14年後には我が子の写真を賢治にニコニコしながら見せ……という嘘のなさがどんどん辛くなってしまってもう、今思い出しても目が潤む。あの少し照れてこそばゆいような笑顔と、終盤の表情が1人の人間から生まれているのが信じられない。すごすぎる。市原隼人って「ッシャ!  ッヘ!! シャ!!」みたいなこと言ってるだけじゃなかったんだ……。正直かなりナメてた。申し訳ない。


・ワヒロのオフライン版移行から1年だ〜〜〜〜〜〜〜。はやっっっすぎ。感覚的にはまだ3ヶ月くらいしか経っていない。

・去年の今日は、1年後や2年後に自分はワヒロを「あぁ、そんなのハマってたな」という思い出にしてしまっているんじゃないか、ということを心配して感傷的になっていたが、なんだかんだ自分の中にワヒロは馴染み、意識しなくてもワヒロがそこにあるようになった。キャラの誕生日に公式アカウントが動いてくれたり、新作グッズが出たり、ほとんど毎月何らかの雑誌に記事が掲載されていたりしたのが大きいと思う。「あーみんな生きてるなぁ」と思えるイベントを定期的に起こしてくれる。最高最高最高〜〜〜〜〜。

・この日、悲しみを紛らわせようと思って『プロメア』を観たんだけど、呆然として、ほとんど何も頭に入ってこなかったんだよな。滅殺開墾ビームくらいしか覚えていない。なんか申し訳ないから、今度観直そうかな(こういうこと言ってるときはだいたいやらない)。

・最近、全く二次的なアレを書いていないからまた書きたいな。もともとそんな書いていないけど。

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