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芋を硬く、硬く揚げる 2022/05/20

日記

・電車の中で丸い眼鏡をかけた小学生くらいの子どもが『はてしない物語』を読んでいて、なんか良いな……と思った。

・ミヒャエル・エンデのことを「エンデ」とだけ言う人が結構いるけど、よく「ミヒャエル」を言わずにいられるなよな。「ミヒャエル」って口に出したくならないのかな。私は「ミヒャエル」を言いたいがために「ミヒャエル・エンデ」の名前を出すことがたまにある。


・この動画で紹介されている「たぶん世界一うまいフライドポテト」を作った。動画によると、歯が欠けそうになるくらい硬く仕上げるのがおいしさの一端を担っているらしい。

・男爵いもを茹でて、キッチンペーパーなどで水気をよく切った後、熱をとるために一度冷蔵庫に入れる。

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・冷めたら厚めに芋を切り、常温の油(これが大事らしい)から弱火〜中火で40分ほどかけてじっくり揚げていく。なんとなく硬くなったら引き上げた芋に塩をまぶし、最後にバターをあえれば完成。

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・動画の教えを遵守して作ったのだけど、硬くなるのを待っていたら焦げる寸前くらいまでいってしまった。素人が勘で作った干し芋みたいだな。良い揚げ色で、かつガッチガチに硬くするにはどうすればいいんだろう。ビビって油をケチったのがよくなかったのかな……。あと、もう少し芋を厚く切ってもよかったのかも……。

・でも、味は確かにおいしかった。世界一かどうかはわからないけど、ご町内イチくらいならなんら誇大表現にならないだろう。芋がめちゃくちゃ甘くなる。常温から揚げるところに秘訣があるっぽい。もしくは、単に使った芋が甘かっただけかもしれない。

・芋を茹でて、それを冷まして、さらに40分ほどかけて揚げて……とかなり時間がかかるし、油も使うから余裕があるときでないと作れないのが難点か。もっと雑に食べたい。これが適当に入ったお店の付け合せとかお通しで出てきたら最高だな……。それ目当てで通うかも。 

・これ、11時くらいに食べたので身体中を今も油たちが全力で周回してラップを刻み続けている。健康への道が急速に遠のいた予感。

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