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ヘレ談リー 〜柚子〜 2021/01/19

日記

・今日はこわいものづいていた日だった。

・1年くらい前に途中まで観ていた『へレディタリー』を観た。

・中盤から、ずーーっと下り坂しかないジェットコースターに乗っている気分だった。角度は、富士急の「高飛車」くらいある。ただ、起こりまくる最悪な出来事とシナリオの秀逸さの掛け合わせで、途中からはぞくぞく来る怖さというよりは「わーーーすごいすごい!」みたいな、興奮に近い怖さが湧き上がってきた。怖さを興奮で紛らわせているだけとも言えるけど……。だって正気で観たら本当に怖いし……。

・とにかくお父さんが不憫だった。劇中での活躍も……だったし、考察サイトでも全然触れられていない。まぁ、継承の外にいる人だからなんだろうけど。散り様は美しかったぜ……。お父さん、強く生きてくれ。


・へレディタリーでどひゃーとなったテンションのまま、話題になっているネット怪談『瘤談』を読んだ。

・めちゃくちゃおもしろかった。面白すぎるし、怖すぎる。ギミックとか、構成とか、どうやって考えついたんだろう。どこからこのストーリーを広げていったのかが全然わからない。すごいなーーーー。こんなすごい物語が無料で、指先を滑らせるだけで読めるなんて、おかしいよ。

・途中途中、ひらがなだけの重要な役割を果たす文章が出てくるんだけど、それに「だめだあよ」というワードが頻出するので、志村けんみたいだなと思った。こうやって書くと、「効いてないアピール」みたいだ。実際はめちゃくちゃ効いてる。昼寝しようと思って、布団に入りながら読んでいたけど、途中で布団を出て、昼寝をやめたくらいには効いてる。昼寝しようと思ってた人が昼寝を諦めるって、相当な怖さよ。睡眠欲が屈するなんてこと滅多にないのに。

・怪談って1回は書いてみたいなぁ。普段怪談は全く読まないので書き方とかまったくわからないし、普通の小説すら書いたことないけど、怪談を書くのには憧れる。「怪談作家」という肩書がほしい。

・怪談でよくある描写で、なんらかの怪異に触れた人の目の下に隈ができるというのがあるけど、あんまり「肌が荒れていた」という描写はない気がする。隈ができる状態なら肌が大荒れしても良さそうなもんだけど。肌が大荒れしたというところから、美容製品の宣伝につなげる怪談はどうかな。実は一連の怪異は、自社製品を売りたい化粧品会社が仕組んでいたことだった!みたいな。

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・昼寝を諦めて、身体にまとわりついた邪を振り払うかのようにフィットボクシングをやった。結局、力だから……。


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・食べたことないなと思って、隠れてチェイサーにすることでおなじみのゆず大根を作ってみた。

・作ってから思い出したけど、自分は漬物そのものがそこまで好きじゃなかった。でも、そこそこおいしく食べられたので、ゆず大根は食べられる漬物リストに載せてもいいかもしれない。

・なんか、私の撮る食べ物の写真ってあんまりおいしそうじゃないんだよな。なんでだろう。呪い?

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