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電子ペーパーでワイヤレスなデジタルフォトフレーム「Frame Labs ArtFrame」を買ってみた

デジタルフォトフレームが欲しくなった。玄関先に置きたいなーと思っていたのだが、いかんせんコンセントが近くにない。デジタルフォトフレームはバッテリー駆動のものはほとんどない。液晶ディスプレイでバッテリー駆動にすると数日しか保たないからだ。バッテリーを置いて動かすこともできるかもしれないが、運用がしんどそうだ。いっそのこと写真を現像して飾ることも考えたが、やはり定期的に写真が変わってほしかった。何か方法がないかと考えたのだが、ディスプレイが電子ペーパーならバッテリ駆動でもほとんど充電いらないんじゃないかとKindleを見て思いついた。早速似たようなプロダクトがないかとネットで調べると以下の「Frame Labs」がヒットした。

Tech Specsを見ると1年間バッテリ駆動で7,000枚の画像が切り替え可能、Micro-USBでの充電、ローカルで100枚まで保存可能とのことだった。USB Type-Cが良かったなとか、もう少し保存したいなとかはあるが、十分満足できるレベルである。サイズは6″, 9.7″, 13.3″の3種類あり、自分は9.7″のものを購入した。本体の値段は449.00 €で、日本への配送で+45€、加えて関税が3,000円ちょっと掛かり、買った時点のレートだと円安のおかげで合計¥75,000ほどだった。普通のフォトフレームと比べると明らかに高いがまあしょうがない。UPSで配達され注文から2週間ほどで家に届いた。

開梱したときの感想としては、厚みが普通の額縁と同じくらいで電子デバイスにしては結構あると感じた。あと裏っ側のほうは配線が一部見えており、結構手作り感がある。

下部に配線がいろいろ見える。下部の配線部分にUSBの挿し口がある。バッテリのケーブルは配送時点では外されているので自分でつける必要がある。

セットアップは簡単でマニュアルを見ればかなり簡単にできた。まずは裏側で外されているバッテリのケーブルを端末に挿す。その後、デバイスで発信してるWiFi経由でPC or スマホからWEBインタフェースにアクセスして設定するという感じだ。自分の場合はPCから実施した。設定項目も少なく接続できれば迷うことはないだろう。気になったところとしては画像のアップロードは遅く、1枚1枚トリミングが必要で少し手間を感じた。セットアップが完了したらWEBインタフェースで設定した間隔で画像が切り替わるようになる。また、下部のボタンを押せばいつでも画像を切り替えることができる。

いつか撮ったソフトクリームの写真。白黒で味わい深さがある

まだ買って数日だが大方満足である。値段はやはりネックだと感じるが、ワイヤレスで場所を問わず、充電も年に1度あるかないかぐらいというのは大きな価値だと感じる。興味あればご検討いかがでしょうか。このほか使用感など聞きたいことがあればコメント欄にてお答えします。

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