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しぐるるや握る未読のメッセージ

阪神淡路の震災の時おなかにいた次男。
といことはもうすぐたぶん28歳になるのかしら。
・・たぶんって、いいかげんな(笑)
私は大阪だったのでテレビが壊れたのと
深夜に帰ってきた旦那が食べていて
こたつの上に置いたままだった
おでんの鍋がひっくり返ったくらいの被害で済みましたが
当時は携帯も普及してなかったし
家族と連絡も取れず不安だった方々も多かったことでしょう。
今はラインなどいろんなツールがありますが
でもあんなに大きな災害が起こってしまうと
どうなるかわかりませんよね・・・。

すっかりおっさんに、いや大人になった次男は
卒業と同時に博多で仕事をしております。
遠くに行くことに決まった時は
親としてはそっか、行っちゃうんかぁ・・と思いましたが
本人は親から離れられてせいせいしたという感じでした。
元気にやっていてくれればそれでいいのですが
やはり健康でいるかどうか
せめてそれだけでも、とたま~~に「元気か?」と
ラインなど送ってみるのですが
それがまあ、なかなか既読になりませんねん!もう!
別にもう返事もいらないし生きていればいいんだから
せめて、せめて、見ておくれ!
まあたいした用事がない時はいいんだけどさあ。。
で、2~3日してようやく既読になり
そして返事なし。

そんな次男が3年くらい前のある日突然電話をしてきました。
いったい何事かと身構えると
「部屋を借りるから保証人になって!」と。
「え?どうしたん?引っ越すの?」
「同棲すんねん」
ど、ど、ど、ど、、、どーーせーー????
おいおいおいおいおい!!

と、まあそんなことがあったのですが
こんな息子でも誰か側にいてくれる人があるというのは
とってもありがたいことです。
しばらくして一度二人で顔を見せに来てくれました。
早いこと結婚すれば良いのにとまた
余計なことも考えてしまいますが
幸せでいてくれればそれで良し!
彼女は九州の美味しいものをたくさん
送ってくれたりする息子にはもったいない
気配りのよくできるほんといい子です。
おかげさまで息子へのメッセージが未読でも
心配がなくなりました!

今はどうか息子が彼女に愛想をつかされませんようにと
ただそれだけを祈るばかりです。(笑)
心配し続けるのが母親というものですね。


(お家de俳句くらぶ  並)









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