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私たちが見た「かこ川商店」

こんにちは。

私たちは福山市の大学に通う、大学3年生です。

今回、夏休み中のインターンシップで、かこ川商店さんにお世話になりました。

このインターンシップでは、実際に現場での作業や事務所作業などたくさんのことを体験させていただきました。その中で、私たちが実際に見たかこ川商店さんのお仕事について紹介していきたいと思います。

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まず、入ってすぐ見えるのが大きな重機と、鉄の山です。

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この場所では、手前の計量台で鉄の重さを車ごと量った後、少し進んだ場所でおろして、先端に磁石がついている重機を使い、持ち込まれた鉄の仕分けを行なっているそうです。それらは、仕分け後、ギロチンや、ガスを使って細かく切断して、扱いやすい大きさにします。

このようにして扱いやすい大きさにした鉄は、それぞれ製鉄所に運ばれます。

また、持ち込まれた鉄は、サイズや材質などによって価格を判断し、事務所で受付をして買取を行っています。

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次に、東側に進むと、このような建物が見えてきます。

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奥に進むと、このように四角い形に加工された段ボールや新聞などが種類別に分けて置かれています。

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これらは、建物の1番奥にあるこの大きな機械によって加工された物です。

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段ボールなどを降ろして機械を動かすと、コンベア部分を自動で上がっていき、

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このような形にぎゅっと圧縮されて出てきます。

そして、加工された後、プラスチックや段ボール、紙類などそれぞれ固形燃料にする会社や、製紙工場に運ばれます。

また、かこ川商店さんでは、会社とのお取引きだけでなく、一般家庭から出る資源物の引き取りも行っています。

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この収集boxは、かこ川商店さんの入口前に設置されているため、時間関係なく、分別さえすれば誰でもここに入れることができます。実際に、インターンシップ期間中にも、段ボールなどをここへ持ってこられる方もいらっしゃり、その様子を見ることが出来ました。

また、3日目には廃材を使ったワークショップを実際に体験させていただいたのですが、本当は捨てられるはずだった廃材などが、少し工夫することによって新しいものに生まれ変わることができるということを知りました。

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これは、私たちが実際に廃材から作ったバッジです。

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今回、かこ川商店さんで色々な体験をさせていただき、地域や環境のことを考え様々な取り組みを実施されている会社だということが分かりました。しかし、ゴミ分別や廃材の利用方法などについて、正確に理解していたり興味のある人が少ないということが現状の課題として挙げられると考えました。そのため、これらの取り組みをこれからさらに知ってもらう改善策として、インスタグラムなどSNSを利用した発信方法も有効なのではないかと考えました。SNSを利用することで、大勢の人に向けて情報共有ができるため、そこから、よりたくさんの人が物の大切さを改めて考え直すきっかけを作ることができ、ゴミの分別などに興味を持ってもらえるのではないかと思いました。 例えば、インスタグラムを利用する場合、ストーリーを利用しての質問募集や、興味があることについてアンケート収集などの実施、またインスタライブを通して自宅でワークショップ体験を行うなど、気軽に参加できる場を作ることで、楽しく環境問題について考えるきっかけ作りになると思いまます。

私は、大学のゼミでSDGsの「つくる責任、つかう責任」という項目について考える機会があったのですが、少し調べただけでもはじめて知ることが多く、もともと興味はあったSDGsについてさらに興味を持ちました。そんな時に、かこ川商店さんのインターンシップを見つけ、是非参加したいと思いました。敷地内を見学しながら資源物を加工する機械について詳しく教えていただいたり、事務所や現場で作業を体験させていただいたことで、資源回収やそれらのその後などについて知識を深めることができました。この経験を生かしてインターンシップ後も、廃棄物に対する意識を持ってできることから行動していこうと思いました。また、実際に働く方々とのディスカッションでは、将来のビジョンを考えるための参考になる貴重なお話を伺うことができ、実りのある非常に良いインターンシップ期間になりました。(川﨑玲奈)

私は、SDGsの取り組みについて興味があり、今回かこ川商店さんのインターンシップに参加させていただきました。かこ川商店さんでは実際に、現場での作業や事務所での受付作業を体験させていただくことで、会社や家庭から出る廃棄物の現状や、資源回収の重要性について改めて考え直すことが出来ました。今回のインターンシップを通して、私たち1人1人が環境に配慮し環境問題の改善に向けて責任のある行動をとっていくことの必要性をとても感じたため、これからは今まで以上にゴミ分別を正確に行うよう意識したり、ワークショップで体験させて頂いたように、物を捨てる前に1度他の何かに使うことが出来ないか考えてみるなど、環境問題を意識した行動を実践していきたいと思います。(佐藤真央)

最後までご覧いただきありがとうございました。