【過去を新しくする】映画The Founder
The Founder(邦題:ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ)、観ました。
Molly's Game(邦題:モリーズ・ゲーム)同様、実話に基づく映画。マクドナルドの「創業者」 Ray Kroc(レイ・クロック)のお話。
「面白かった!!」といいたいところだけど、レイがマクドナルドを成長させていく過程でのなりふり構わない姿勢はなんだか微妙な後味を残す映画でした。
モガの興味を引いたのは、この映画を通して「persistence」(根気強さ)をレイの信条と位置付けていること。
Nothing in this world can take the place of persistence.
Talent will not: nothing is more common than unsuccessful men with talent.
Genius will not; unrewarded genius is almost a proverb.
Education will not: the world is full of educated derelicts.
Persistence and determination alone are omnipotent.
Calvin Coolidge(カルビン・クーリッジ、アメリカ合衆国の第30代大統領)
映画の最初と最後に引用されているけど、レイがいろいろなビジネスを試した上でようやくつかんだ成功という文脈で読むと考えさせられる。
レイはマクドナルドと出会った時ミルクシェークミキサーの営業マンをしていたが、それまでいろいろなビジネスを片っ端しから試したらしい。
ただ他人からみたら行き当たりバッタリで一貫性なくても、レイからすると粘り強く成功する方法を探していたことになる。そして、最後には成功をつかむ。
レイは見事に粘り強さにより「過去を新しく」したのだと思う。微妙な後味はともかく、イロイロ考えさせられることが多い映画だったかな。
成功のためには、手段を択ばなくてもいいの?レイと同じことできる?
人生100年時代。レイがマクドナルドに関与を始めるのは50歳を超えてから。年齢に関係なく挑戦しつづけることはできる?
他、今日でもマクドナルドの根幹をなしている調理・販売システム、ゴールデンアーチ、ブランドの考案者であるマクドナルド兄弟などについて知るきっかけになった。
詳しくは是非映画を。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?