釣り禁止エリアで釣ってる人によって、釣果情報が汚染されてる
釣りキチ三平には
いま釣るなと言われてるのに、誰もいない今のうち……って
1人で釣って、落雷で死ぬサラリーマンが出てきます
三平はキチガイなのに、違反なことはしない
というか、釣り禁止エリアがあるような
街にはやってこない……
金沢周辺の
メジャーな釣り場には、釣り禁止エリアがたくさんあります
海までフェンスが張り出してて
何人も逮捕者が出てて、それでも釣り人が来ては死ぬ
西防波堤の伝説
10人は死んでる
と聞いた防波堤は、ほかにもあるし
CCZの出島での死亡事故は、ニュースで見たこともある
CCZの出島で釣ったことがある
って教えてもらったこともある
行くだろ! 男なら当然!
って感じだった
釣れる確率が高いなら、違反するのも勇気
という価値観があると知った
この考え方は好き
『社会的な価値観』に反してでも釣りたい『男の価値』は
好きに持てばイイ
その結果、海に落ちる人が、もし富豪なら
それを釣るだけで1億円もらえるかもしれない
問題は……
釣り禁止エリアは、ポイントへの距離が近く、すれてなくて釣れやすい
↓
そこに行くと決めてる性格の人は、釣果にこだわっている
↓
釣果を自慢する相手が必要
↓
釣果情報サイトに投稿する可能性が、ほかより高い
が考えられること
釣果情報サイトは複数あるけど
どこにも釣れた詳細な座標は載ってない
釣れた時刻も、でたらめな記録が多い
釣り開始、釣り終了の時刻を入力させる
という仕様に無理があるのか
まともな時刻が入ってない
釣れるか分からない釣りの、開始時刻だけを事前に投稿しておこう
って、フツー考えないから
その欄は空白のままとなり
まるで
釣り始めて、1分で釣って投稿して
すぐ帰ったかのような記録になってしまってる
詳細な座標が表示されない理由は
そもそも詳細に書く入力欄がないから
なぜ入力欄がないのか?
釣り人は、釣った場所を秘密にしたい習性があるから
それを忖度した結果、だと思ってた
でも今は
釣り禁止エリアで釣ってた証拠だらけになるからでは……?
と思ってる
金沢の釣り場を知らない人は
えー……1つくらい禁止エリアの釣果が混じってたとしても誤差じゃん
って思うかもしれない
実際は誤差で済まず
情報が汚染された、といえるレベルで役に立たなくなる
理由は以下
(この理由が、金沢固有かは知らない……)
金沢周辺のメジャーな釣り場のうち
メジャーな立入禁止エリアを、羅列してみる
ここは
違反したとしても、美味みが少なそう
だって
このすぐ左の河口と、環境が大差ない
右の消波ブロックは、砂浜から狙えるし……
こーゆー釣り場だけなら
違反者とそれ以外で、釣果に大差ないと思う
ただ、大差が出そうな釣り場が2つある
それが、大野港と大浜地区ふれあい広場
大野港は
「からくり記念館前」とか「大野地区釣り護岸」とか
シンプルに「金沢港」と呼ばれることもある
大浜地区ふれあい広場は
「大浜釣り公園」と呼ばれることもある
この2つが、金沢人にとっての
2大メジャー釣り場であり
よりによって、この2つに
違反することで釣果に大差が出るエリアがある
まず、大野港
フツーは、この防波堤が立入禁止って発想しない
晴れた日に、ここで死ぬイメージができない
でも、いちおう立入禁止に指定されてる
誰も守ってないし、一般道の速度制限と同じく
取り締まってもいない
家族連れもサビキ釣りしてるし
ここを禁止されたら、金沢港には釣りOKな防波堤が1つもないことになる
ここに入ってく人を、悪い人とは思えないし
このレベルの危険や違反を、『男の世界』とは言えないと思う
こんな感じのゆるい防波堤なので
いま「大野地区釣り護岸」で○○が釣れてますよ
と表現された時には
大野港で釣れたぶんも含まれてる
と考えるのがフツーだと思う
釣果情報を聞き
自分も違反すれば、その釣果を再現できる可能性があるのだから
この場所での釣果情報は
背景がややこしいだけで、使える情報といえる
ノイズではない
問題は「大浜地区ふれあい広場」のほう
その壮大な景色がこれ
この左右の消波ブロックが、すべて立入禁止エリア
中央からキャストし、消波ブロックを超えて水面に落とすことはできても
回収時に絶対に引っかかるので、誰もそんな挑戦はしない
この掲示が数mおきにある
でも、たくさんの人が
特に若い男の人が、消波ブロックの上で釣ってる
禁止エリアは、左右だけでなく……
先端だけ、とはとても言えないくらい
長い距離を残したまま、釣り公園は打ち切りになってる
すごい警告の量だし
この柵は、左右の海に張り出してるのだけど
右側の消波ブロックが迂回ルートになってて
この先にも釣り人はいる
Googleのサジェストに海上保安庁が出てくるくらい
ここでの釣りは、違反と逃走が前提の世界になってる
「大浜地区ふれあい広場」の中央付近は
確かに家族連れが、のんびりサビキ釣りする世界
消波ブロックも
通路から穴釣りするだけなら、平和な世界
でも、この釣り場には2面性があり
消波ブロックの上で釣ると決めてる集団がいる
そして、シーバスや青物は
右側(東側)の消波ブロックからに、釣果が集中してる
なぜなら
波が高いほど、それらの魚は釣れるし
常連は
西側より東側の波が高い法則を知ってるから
サビキ釣りのエリアで
大物釣りのルアーを投げてる人は、ほぼ0人
朝マズメだろうと夕マズメだろうと
通路から大物を狙ってる人は、ほとんどいない
なのに、釣果情報では
「大浜地区ふれあい広場」でシーバスが釣れる、釣れたと書かれてる
これは、ほぼ全部……
そもそも
大浜地区ふれあい広場は、サビキ釣りエリアだけ標高が低く
足場から水面まで5mくらいだけど
それ以外は6mあって、長いタモでも届かない
引っこ抜けないサイズを、ここで釣った
という情報自体が矛盾してる
大野港も、大浜地区ふれあい広場も
違反する前提でないと、シーバスのポイントには行けない
これは、金沢の釣り人にとっても
釣具屋さんにとっても、不都合な情報だし
景品交換所と似て
タブーになってる気がする
違反無しで東側に投げられる場所は、1ヶ所もないのに
釣りマップでは、東側でシーバスが釣れることになってる
違反前提でないと
釣果情報サイトは、アジなど小物の釣果ばかりになると思う
こんな理由で
「大浜地区ふれあい広場」については、ネット上の釣果情報が
ぜんぜん参考にならない現象がある
ただ、上州屋ならば
掲示されてる釣果情報が2種類ある
1つは持ち込みの情報
道具を洗うついでか、常連客なのか
店舗で撮った写真が載ってたりする
「大浜地区ふれあい広場」に限って、これは信用できない
もう1つは、店員さん自身が
釣り人として書いた情報
店員さんで構成するサークル活動があるようで
サンプルルアーでの釣果とかが載ってる
上州屋には、メジャーな釣り場のマップも掲示されてて
そこには立入禁止エリアの説明もあり
興味をひかないようにするためか
そのエリアの沖には、釣れる魚の名前も載せてない
なので、店員さんによる釣果情報には
釣り禁止エリアの釣果は含まれてないはず
つまり、信用できる
私が好きな釣り方は
河口での橋脚ドリフトや
海なら、もっと薄い消波ブロックの
向こう側を狙うことなので
メジャーな「大浜地区ふれあい広場」を禁じられても
特にダメージはない
ただ、金沢最大の釣り場で
オススメ情報にも出てくる場所なのに
夢のある先端には行けないし
実態が違反前提の釣り場だから
遠征で来た人は
ギャップでがっかりするかも? って思った
ここまで2面性がヤバイ釣り場って
ほかの県にもあるのかしら?
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