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UXデザインは100点満点の作り方なのか?

テレビ、冷蔵庫、洗濯機が”三種の神器”と呼ばれていた時代が終わり、生活をしていく中でこれから新しく開発しないと困るな思うものがぱっと思いつきますか?私は思いつきません。”ものがあるのが当たり前”になった社会の中で今必要とされているのがUXデザインという考え方だと学んだので、「UXデザインとは何か」と「学んだ時に出た疑問」について書いていこうと思います。

UXデザインとはなにか

ユーザーに優れた体験を提供することを目的としたデザイン方法でユーザーがうれしいと感じるような満足感のある体験を作り出すこと

UXデザインとUIデザインは似たものかなと思っていましたがUXデザインは使用するときの満足感の設計UIデザインはボタンのサイズや形、制作物の配色などの使いやすさの設計であるということを知り根本が違うことがわかりました。

次にUXデザインのやり方はどのようなものなんだろうと思われている方もいると思うので書いていきます。


UXデザインのプロセス

1.ユーザー調査分析
利用状況から潜在的欲求やニーズを洗い出し把握する

2.アイデアの発想
カスタマージャーニーマップやブレインストーミングなどみんなでアイデアを出しユーザー体験を設計

3.プロトタイプ(テスト版)の作成
テスト版を制作し解決案をみんなで作成

4.制作物の評価
消費者の反応を実際に確認する

この4つのプロセスは不可逆的なものではなく問題や課題が発生した時点で前のプロセスに戻り再スタートしブラッシュアップしていくため、ユーザーの潜在欲求を満たすプロダクトを追い求めることができるんだなあと思いました。

そこで、実際にUXデザインを経験したことのない私にプロセスのみんなでというところに疑問が生まれたので書いていこうと思います。


みんなでやることはメリットだけなのか?

私の中で、みんなでやるブレインストーミングは沢山のアイデアが出るが、即興に近いものが多いので質の高い考えが出せないイメージがあります。

その考えはこのコラムに書いてある

多くの人たちは、対象を「理解できない」「わからない」といった状態が苦手であり、時にそれを不快にすら感じてしまうようだと。そして一刻も早くその不快感から逃れようとする結果、分類や分析の作業を(無意識的にであれ)半ば強引に推し進めてしまおうとする力が働いてしまうのだと。

こういうイメージに近いのではないかと思います。

もちろんみんなでやるのが悪いと思っているわけでも、一人でやるのが特別いいと思っているわけでもありません。どちらにもメリットデメリットはあると思っていて、みんなでやる場合は1人では出せない量のアイデアが出せますし、ひとりでやる場合は数少ないアイデアを掘り下げるので質が高くなるように思います。

ただ、UXデザインをしていく中で、「わからない」という状況を早く脱却するためにみんなでつくりあげているのだとしたら、それは本当にベストなユーザーに満足感を与えるコンテンツなのだろうか?もっと優れたUXデザインの方法があるのではないか?と思いました。


感想

ただつくるだけでは売れない今の世界でUXデザインという考え方は絶対必要なものであると思ったので、もっとユーザーに満足度の高い体験をしてもらうためにはどうしたらよいのかを多角的な視点で見られるようになりたいと思いました。


FBメモ

書いた文章にFBをもらったのでここに残しておきます。

UXデザインは100点満点の作り方なのか?
→×60~70点くらいの作り方。なぜかというと「優れたアイデアマン、デザイナー」などの特殊な思考回路を持った人たちの考え方を再現性を一般人でも実行できるかを考えた手法であるから

みんなでやることはメリットだけなのか?
→×しかし、「個人」を超えた「チーム」でのコラボレーションを実現することもできる。その方法は、いいアイデアを出すために「考える」ことは一人で黙って集中してやり、そのアイデアをシェアして意見を貰う、そしてブラッシュアップするやり方である

みんなでやることはメリットだけなのか?答え参考サイト


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