見出し画像

先生を選ぶ方法に対する考察 その10

9.ストーリーと共に奏でる

一浪をして自身を鍛錬しましたが
残念ながら芸大進学は出来ませんでした

私立の音大へ…
それも以前習っていた
嫌味タラタラ教授の音大へ(笑)

もちろん芸大の先生から紹介された
また別の教授に師事をしましたので

ばったり学内でお会いしたときには
成長した姿を受け入れていただきました

話を戻します…

紹介していただいたH教授は
言葉こそ厳しい方でしたが
もっと早く出会いたかった先生の一人

総合的に音楽を教えていただける
そんな先生でした

あと一歩の音楽的なところ
自分の思いを音に乗せる方法
その手法をいろいろと伝授していただき

ショパンの楽曲に関しては
自分で物語を創る…そんな試みを

歴史背景やその頃の時代考察から
音楽を解読していくことは
ある意味当たり前なのですが

それを踏まえて空想のストーリーを創る
あくまでも私の想像の中のお話なので

思い入れがさらに強くなる
一音一音どんな気持ちなのか…
なぜこの音となり奏でるのか…

自分で導いたストーリーに沿って
深く音楽について思いを巡らせる

…日々、譜読みや練習に追われるなか
そんな課題が私自身の探究にもつながり
素晴らしいレッスンだったと思います

私が指示した先生は
ピアノではこのH教授が最後
さまざまな先生に教わりました
さまざまな体験をしました

あとは自分が教える側となり
教わったことを還元していく
私の集大成が教えることに
繋がっていったと思います

次回は…
教える側に回ったときのエピソードについて

学び…
『ストーリーがあると説得力が増す』

…つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?