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「能登半島一周旅行2日目」2023年8月26日の日記

7時に目が覚め、朝ご飯を食べた。

昨日買った「頭脳パン」を食べる。
「頭脳パン」には「頭脳粉」が入っているみたいです。「頭脳粉」だと?
味は普通のブドウパンで、強いていうなら普通のパンに比べて生地がもっちりとしていたくらいか。


準備をして出発。今日は輪島まで行く予定だ。


まずは西岸駅に向かう。9時くらいに電車が来るということで、それに間に合うように移動する。

待合室には「君は放課後インソムニア」や「花咲くいろは」のポスターだったり漫画が置かれていた。私はどちらの作品も知っているので、写真をたくさん撮った。

少し戻って次は能登中島駅に。ここは「花咲くいろは」の聖地となっている。道の駅も近くにあったので、少しブラブラとした後、中島菜ソフトというソフトクリームを買った。
これは笹のような風味がして美味しい。こういう変な味のご当地ソフトは、攻めすぎか置きにいきすぎて個性が薄くなっていることが多いが、これはちょうどいい塩梅だ。

海沿いを走っていると、野生のイルカを発見した。野生のイルカを見るのは初めてだ。しかも陸から見えるなんて。めちゃくちゃラッキーだ。

次は穴水駅に行く。穴水駅の隣は道の駅にもなっており、今度はそこで「ワイン米飴ソフト」というソフトクリームを買った。これも美味しい。少し酸味の効いたソフトクリームにトロッとした飴がかけてある。

真脇遺跡に到着。
ここは縄文時代に長くにわたって人々が住んでいた場所で、普通はある程度定住したら次の場所を探すらしいのだが、ここは食料が豊富であったため、4000年間も定住していたらしい。

広い草原の中に大きい板が建てられているのは不思議で面白い。これはどういう意味があるんだろうか。
ちょうど太陽が雲に隠れていたが、それでもめちゃくちゃ暑い。少し見たらすぐに車の中に撤退した。

昼はカツカレーを食べた。
ここは「いしる鍋」というのが食べられる店らしく、少し食べさせてもらった。今回の旅は食べたことのないものをたくさん食べている。
「いしる」とは、魚介類の内臓を塩漬けにして発酵させたもので、今回はイカの内臓を使っているらしい。内臓っぽい苦味があり、好き嫌いが分かれる味だろうが、私は美味しく食べられた。

食べた後は見附島に向かう。
見附島は思ったより大きかった。海の中にこれだけ標高の高い島があるというのはよく考えたら面白い。どういう過程でこれができたんだろう。よく見たら奥の方に鳥居も建てられてあった。どうやって建てたんだ......?

私たちが行った時は干潮では全然無かったのだが、意外と潮が引いていて石の上を渡って島に近づけるようになっていた。島に上陸するのは禁止になっていたのだが、かなり近くまで行くことができた。

え!?
あ、違うか......。

珠洲市は「スキップとローファー」の聖地でもあり、私はこの作品も好きなので勢いで缶バッチを買った。これまでグッズとかには興味を示さない姿勢を貫いていたが、これからはグッズも集めていくぜ。

能登半島の最先端である禄剛崎灯台に到着。
駐車場からは徒歩8分と書いており、8分くらいなら余裕で歩けるかなと思っていたらかなり急な坂道がずっと続き、結構しんどかった。その分景色は良い。

「道の駅すず塩田村」に到着。珠洲市は日本唯一の揚げ浜塩田を行っているところでもあり、その説明などが書かれてあった。
揚げ浜式塩田と入浜式塩田の2つがあり、入浜式が潮の満ち引きを利用して潮を生成するのに対し、揚げ浜式は完全に人力で行う。
試しに揚げ浜式で作られた塩を食べてみたのだが、私には違いがよく分からなかった。父親は普通の潮に比べてまろやかさが強いと言っていた。

海が近くにあったので近くに行ってみる。この辺りの岩は不思議な形をしていることに気が付いた。形は珊瑚礁にも似ているが、岩肌はツルツルしていて鍾乳洞の岩にも近い感じだ。

続いて「垂水の滝」に到着。海沿いを走っていると次々に見るものが出てくるので飽きない。その代わりに全然進まないということも起こるが。

最後に千枚田というところに行った。稲がめちゃくちゃたくさん生えてる。1004個の田んぼがあるらしい。遠くで見ると壮大で綺麗に見えるが、近くに行って見ると意外と不揃いなのが不恰好に見えてくる。
でも、こんなに海に近くて育つんだろうか。感覚としては、海の近くだと作物は育ちにくいような気がする。潮風とか海水とかはあまり良くないような......?


輪島に到着。宿にチェックインしてから今スーパーへ。今日はスーパーで適当に夜ご飯を買って食べることにした。


「ふくさ」という、これも地元の和菓子を食べたが、想像していた通りの味で、蒸しパンに粒あんが入っているという感じだった。

11時くらいになり、家族がそれぞれ眠りにつき始めたので、起きていた私と弟も寝ることにした。

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