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「インセプションを見た」2023年3月26日の日記

朝起きてご飯を食べ、散歩に行った。

外は雨が降っていたが、たまには雨の中歩くのも良いだろう。人もいないし気持ちが良い。雨の桜も綺麗だった。

野菜室にあったレタスがしなしなになってしまっていたので、レタスチャーハンを作って食べた。


「NieR:Automata Ver1.1」というアニメを7話まで見た。

レジスタンスはずっと人間だと思っていたのだけど、どうやら違うみたいだ。人間はもうこの世界にいないということか?
紙の本が結構綺麗に残っていたので、人類が滅びたのは最近なのかな。もしかしたら情報を見逃しているだけかもしれないが、その辺はあまり説明されていないような気がする。
ビルとか廃墟とかはアンドロイドが修復したりしているらしい。ということは人類は結構前に滅びてそうだけど、紙の本もアンドロイドが修復したりしているのかな。

人間が滅びているということは、私が当初考えていた、「人間と機械」みたいなテーマとは少し逸れてしまうな。でも、「機械に感情はあるか」みたいなテーマは相変わらずあると思う。
作中でも、「どこまで残れば自分でいられるのか」とか、「余計なことを考えずに」という言葉がよく出てくるので、機械が感情を持ったときに、機械として扱うべきなのかというテーマは相変わらずありそう。
さらに言うと、この世界では人間が滅びていて、アンドロイドと機械生命体という2種類の存在がある。アンドロイドは今でいう人間で、機械生命体が今でいう機械のような立ち位置になっていて、我々が住む世界とは全く違う世界でありながら、おそらくこれからもっと掘り下げられるであろうテーマは我々にも突き刺さる部分なんじゃないか。


夜に「インセプション」という映画を見た。


以下はめちゃくちゃネタバレありです。



どうやら「TENET」と同じ監督らしく、時間を使ったトリックとか、映像の見せ方とかが結構似ていた。
「TENET」も「インセプション」もかなり難解で尺も長いのだが、映像自体に迫力があるから全然飽きずに見られるんだよな。

階層ごとで時間の進み方が違うという設定がめちゃくちゃ面白くて、この設定がハラハラ感を何倍にもしていると思う。

サイトーという日本人(渡辺謙)も中心人物に出てきたのだが、夢の中に入って早々胸を打たれて負傷するし、負傷してそのまま2階層、3階層に行くから辛そうだし、3階層でもやること盛りだくさんで1番大変そうだったのが面白かったな。

それにしても、この映画は終わり方がとんでもない。「そこで終わるかぁ〜」と唸らされた。コマを回すシーンまでは、結構ハッピーエンドっぽく終わりかけていたから、「逆にバッドエンド(コブが夢の中から脱出しないという選択をする)もあり得るのか.....?」と半分冗談で思っていたら、どちらか分からないというオチ。おそらく現実に帰ってきているとは思うのだが、それをあえて見せないというところに遊び心があるなと思った。

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