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「面接落ちのひとカラによる推しの子のための信仰」2023年4月14日の日記

今日は書くことが山ほどあるので、眠いけど頑張ります。書くトピックについてはある程度決まっているので、あとは形にしていくだけだ.....。


昼頃から面接が対面であり、朝から出かけていた。
駅からの交通費は出るということで、タクシーで行ったのだが、タクシー楽すぎるな。私は普段タクシーを全く利用しないのだが、電車とかバスとは比べ物にならないほど楽だ。当然徒歩に比べても楽で、ただ、15分くらいの移動で2000円もかかってしまった。今回は企業側の負担になるから全く構わないが、自費でタクシー使うのはやっぱり贅沢という感じがしてしまうな。

面接と筆記テスト。

まずは面接だが、まあ基本的には和やかな雰囲気で雑談多めといった感じだった。
ただ、思い返してみるとちょっと引っかかるような相手の発言とかもあって、印象は少し悪いなといった感じ。
その場では普通に笑ったりしていたけど、今思い返してみると分かってもらえてないなという部分もあった。遠回しに悪口言われているような発言もあったけど、それは考えすぎかしら。

でも、多分今回は落ちている自信がある。
私も割とやってしまったなという発言があったので。志望度は高くないのでそれほどダメージは受けないだろうが。

私という存在はずっと一緒であるにも関わらず、それを評価する人間が変わると結構私という人間の価値も変わってくるんだなと思った。いわゆる「相性」というやつなんだろうけど、周りとの相性によって自分の価値が決められるなんてちょっと不思議だよなと思う。


面接の次は筆記試験ということで、社長自らが作った問題らしい。正解がない問題が多く、問題を通してその人の性格とかを問うみたいなやつだ。

その中で、「あいみょんがタイムスリップしてきたベートーベンに会った時、あいみょんはベートーベンに何を質問すると思いますか?3つ答えなさい」というものがあった。
これを聞いて解答者の何を問われるのかよく分からなかったし、面接もうまくいかなくて落ちている自信があったので、
①その髪型自分でセットしてるんですか?
②曲作りってどうやってるんですか?
③連絡先教えてくださいよ〜
という3つを適当に書いた。我ながら酷いな。3つ目に関しては質問じゃないし。


帰りのタクシーでは同じ時間に面接と筆記試験を受けていた女性と相乗りになったので、色々と話した。
岡山県の出身だが就職は関西で考えているらしく、一週間関西に住む父親の家に行って面接を受けまくり、今日岡山に帰るらしい。
筆記試験とかの話もして結構盛り上がった。謎の一体感を今回も感じた。人間の性質として何かあるんだろうな。


大学に用事があったので、ふらっと寄ってから家に帰る。

家に帰る途中、気が向いたので家の近くの駅でカラオケに行くことにした。30分だけ歌った。

......意味分からんくらい広い部屋に通された。
1人を強調させるつもりか。1人なんだからもっと狭い部屋に通してくれて良いのに.....。

95点だ。やったね。
今までカラオケはみんなで行くものという認識だったが、こうやって1人で黙々と高い点数を目指すのも楽しいな。競技としてのカラオケをもっとやってもいいのかもしれない。普通に歌は上手くなりたいし、カラオケは比較的安いし、良い趣味かも。

カラオケを出てバス停でバスを待っている間にふと財布を見たら、1万円しか入っておらず、どこかで崩すのも面倒だったので歩いて帰ることにした。
革靴、意外と歩けるなという発見。あと、スーツは暑いし脱いだら手に持つしか無くなるので、かなりストレスが溜まる。


夜、早速今日受けた面接の結果が来ていて、見事に落ちていた。あんまり落ち込まなかったので良かった。むしろホッとした感すらある。面接の段階でもう無理そうだったもんな〜。私と一緒に受けてた子はどうなったんだろ。

「就活ってたこ焼きに似ている」という話をとある方が音声の中でされていて、かなりしっくりきた。私は、イカ焼きを食べるほどお腹が空いていないけど、もしたこ焼きがうまく完成しなかったらイカ焼きを食べなければいけない.....けどやっぱりたこ焼きに集中したくてイカ焼きが疎かになっているという状況です。

一社には落ちたのだが、他の一社からは通過の通知が来ていた。次で最終面接らしい。ただ、他の企業の面接と完全に被ってしまい、どちらかを選ばなければならない状況に。志望度は割とどっちも高かったので残念だな。こういうのがあるから嫌になっちゃうんです。


夜に「推しの子」のアニメを見た。
1話で1時間半流すという奇策はかなり成功しているんじゃないかな。どうしてもあのシーンまでいかないとこの作品の面白さって伝わらないし、期間を空けちゃうと離脱する人が多くなってしまうのも分かるから、無理やりにでも一つの山場までもっていった方が絶対に良かったと思う。
漫画でも目の表現がめちゃくちゃ印象的だったのだが、アニメにおいてもそれをちゃんと踏襲していて、しかも動きと色がついている分表現の幅みたいなものが凄く広がっている感じがした。


村田沙耶香「信仰」を今読んでいるが、めちゃくちゃ面白い。短編集的な感じで、今日は最初の短編である「信仰」を読んだ。
最高だった。
我々の生きる現実世界においても、「信仰」というのはそれを信仰していない人間から見たら滑稽に映るが、さらに小説を通してさらに外側から読者がそれを読むとこれだけ滑稽に映る。
文字だけ見れば、結構ふざけて書いているようにも思えてしまうけれど、それと同時に真面目に書いている気持ちも伝わってきて、不思議な感覚だった。

カルトじゃなくても「信仰」って世にありふれていて、この小説内だとファッションや美容などが例として挙げられていたが、そのほかにも身近なところに「信仰」というのはある。
人間は割と合理的に生きたがるけれど、全て合理的で、理性的に生きるのもつまらない。
何かを信仰することで助けられる部分もあるけれど、高いお金を払って、「救われた気」になるようないわゆるカルト的なものに対しての考え方ってかなり難しいような気がする。本人からすれば信仰することによって人生が豊かになっていると思っているだろうし、百万円の腕時計と、五十万円の浄水器のどちらを買うのが「正しい」のかは多分本人にしか分からない。
私は服にほとんどお金をかけないけれど、服が好きで服に何十万円もお金をかけている人だってたくさんいるわけで。身近な信仰の違いの延長には、限りなくブラックに近いカルトと言われるものがあって、どこに線を引くかという部分については本当に難しいよなと思う。


あんまりまとまってないですが、とりあえず限界が来てしまったので終わろうかと思います。それでは。

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