「仲が良いの尺度」2024年5月23日の日記

見事に眠れなかった。それはそれは見事に。2時に一度起きて、3時、4時にそれぞれ起き、4時44分に目覚めた。死ぬかと思った。


今日同乗した人は若くして係長になった、かなり優秀な人だったのだが、喋っていると本当に優秀だということが分かる。上に立つべき人って多分こういう人だな~。めちゃくちゃ良い人でもあるし。


「同期で仲ええの?」とよく聞かれる。「まあ、良いですね」、「悪くはないと思いますよ」。大抵の場合はそう答える。「同じ部署の同期で飯行った?」と聞かれる。「あー、行ってないですね」と答える。そうすると、「もっと仲良くしぃや」と言われる。

「仲が良い」というのはどうやって計ったら良いのだろう。

仲が悪いわけではない。これは断言できるし、恐らく相手もそう思っているだろう。会えば普通に話すし、すれ違えば挨拶もする。けれど、お昼ご飯を一緒に食べるというわけではない。休日、一緒にどこかへ出かけるということもない。このくらいの距離感のことを、私は「仲が良い」と判断している。しかし、人によってはそれを「仲良くない」と判断して、「もっと仲良くしぃや」「仲良い方が良いで」とアドバイスをしてくる。嫌みで言っているわけではないし、ちゃんと私たちのことを思って言っていることは充分に分かるのだが、もっと仲良くならないと(そしてそういう風に見せないと)いけないのかと思うと少し困る。

「まだ敬語なんですよ」と、困ったことのように言ってしまったことを今少し後悔している。「仲が良い」の尺度に第三者を巻き込むことに繋がってしまったからだ。仲が良いか悪いかなんて、本人同士が決めればいいのに、私は会話を繋ぐために、「仲良くないとされる」理由を相手のせいにしてしまった。本当はこれでいい、むしろ心地良い距離感だとすら思っているのに。


いつも通り定時に終わり、ダラダラと過ごす。書いていた小説がとりあえず完成したのだが、これ...面白いか?とりあえず書いてみたけどよく分からんぞ?の状態に入っているため、少しの間寝かして発酵させようと思う。


『3月のライオン』が面白い。もう13巻まで読んでしまった。

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