「霊仙山登山」2024年5月5日の日記

昨日は夜の9時くらいから寝る体勢を整えていたのだが、一切寝れなかった。暗闇の中で目を瞑り、ずっと横になっていたら約束の時間になったので寮を出る。時間は朝の4時。眠くはない。


分かりやすい場所に立ってHの車が来るのを待ち、積んで来てもらった自転車を降ろしてから出発。

適当に撮った写真が思いの外良い感じだった。


今日は滋賀県の霊仙山というところを登る。Hは一度行ったことがあるらしかったので、事前準備などはほとんどHに任せていた。

登山口に到着。まだ朝の6時頃だというのに、結構車が停まっていた。登山口から登ると人が多そうだということで、私たちは逆ルートから登っていくことにした。Hが言うにはどうやらこっちのルートの方が登りやすいらしい。


私もHもめちゃくちゃ雨男なのだが、今日は恐ろしいほどの快晴で、雲ひとつない。写真も映える映える。

逆ルートから登り始めたので、しばらくは人がおらず、静かな山道だった。最初の方は急斜面が続くが、道がひらけてからは緩やかになり、岩場っぽい感じの道が増えていく。道がひらけると人もポツポツ見えるようになったが、まだ朝が早いということと、逆ルートから登り始めたこともあって、あまり人には会わず、景色を楽しむことができた。山に人がたくさんいると良さは半減してしまうので、人は少なければ少ないほどいい。

高原のような場所まで出てきた。めちゃくちゃ良い景色だ。しばらくは道沿いに進む。この辺りは風が強く吹き抜けていて、これまででうっすらかいていた汗も一気に引いていく。油断して歩くと身体がぐらっとぶれるような強い風もたまに吹いてきた。物凄く晴れているのだが、寒い。

「雪降ったら綺麗かもな」とHがぼそっと言った瞬間、見ている景色が想像の中で真っ白に染まり、物凄く綺麗だった。これは冬にまた来るかもしれない。道具などを揃えて来ようとHと約束した。

霊仙山最高点に到達。山頂は少し違った場所にあったらしいが、少し靴擦れをしてしまったのでまた今度にすることにした。

風の当たらない場所にてカップラーメンを食べる。


時間にも余裕があったので、芝生の部分で30分ほど昼寝をすることにした。

少し進むとゴツゴツした岩場が続いているエリアに突入する。この辺りは非常に歩き辛く、浮いていて不安定な石も多い。さらに進むと崖のようになっている場所もあり、ここは落石の危険もある。私たちは逆ルートから進んでいるので、登ってくる人の割合が多く、万が一石が落ちても大丈夫なように逸れた道を歩いた。

ひこうき雲が綺麗。

石が積み上がっているの、いいですよね。この積み上がっている石には道しるべの意味があるのだが、シンプルに写真として映えるのでいつも撮っている。

下山完了。


帰りの道は少しだけ混んでいた。反対側の道路はもっとひどくて、動けないくらいになっていた。やっぱりこの時期はダメだね。

帰りのサービスエリアで食べた生八ツ橋メロンパンソフトクリームが美味しかった。メロンパンの中にソフトクリーム、生八ツ橋、あんこがサンドしてあるのだが、意外な組み合わせでかなり好きな味だった。


一度家に帰り、少ししてまた出かける。SとHで夜ご飯を食べに行くことにした。SとHは2年ぶりくらいに会うらしく、意外だった。2人とも小学生の時に私と同じサッカーチーム、同じ中学校、同じ部活動をやっていたし、私とも仲が良いので結構会っていると勝手に思っていた。

楽しくお喋りしながら食べ、スーパーやドラッグストアに寄ってダラダラ喋りながら帰った。まだちょっと話し足りないくらいで別れる。また会えるという確信があるからできることだなと思った。



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