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「やけにキッチンに立つ日」2023年10月26日の日記

「サマータイムレンダ」を早々に見終わった。途中から弟も参戦(弟は途中で見るのをやめていたらしい)し、一緒に見た。一緒に見ることによって生まれる面白さが確実にある。誰かと一緒に見た作品はそれだけで結構思い入れが生まれたりするから、正当な評価をしようとした時にかなり弊害になるという難点はあるが、誰かと見た方が面白いので、私はできれば誰かと見たい。アニメの「BLUE REFLECTION RAY/澪」とかは確実に弟と一緒に全部見たことで強く記憶に残っている。作品自体は多分それほど完成度が高くないのだが。


で、作品の感想。


基本的には昨日書いた時の感想と変わりはないのだが、影澪が出てきてからは生身の澪の存在感がほとんど無くなっていたのと、主人公の友人との絡みも無くなってしまったのは少し残念だった。仕方ないにせよ、能力がない人間の活躍どころが全然無くなってしまっていた。
あと、澪の告白が無かったことになってるのは結構ショック。

主人公だけがループするタイムリープ系の作品は、他の人たちが主人公を理解できないために主人公が孤立する場面が結構描かれる(リゼロ、シュタインズゲートなど)。そのため、肝心のヒロインを全然好きになれない場合も結構ある。この物語の場合は、ヒロインと主人公が同じ記憶を保持したままタイムリープが進行する。すると、ヒロインと主人公の信頼関係は物語が進むにつれ強度を増していき、徐々に2人だけの世界が出来上がっていく。まあ、記憶をコピーして移す方法によってループ前の記憶を共有できるようになっていたので、その効果はないに等しいんだけど.....。

おやつにフレンチトーストを作った。バニラアイスを乗っけて、さらに蜂蜜をかければ完成。今回は完璧にできたな。


今日は母親が遅い日だったので、私は夜ご飯を担当することになった。昼ご飯も自炊してフレンチトーストも作って、今日はやけにキッチンに立つ日だな。

鶏のせせりとネギを一緒に炒めてポン酢で味付けしたやつ、完成。これは簡単で美味いのでおすすめです。

続いて、鶏肉とアスパラガスとブロッコリーとパプリカを炒めて粒マスタード、蜂蜜、醤油で味付けしたもの、完成。パプリカが余っていたので入れたが、彩りが良い感じになっている。


これにプラスで味噌汁を作って完成。栄養とかを全く考えていない、ただ冷蔵庫と野菜室を漁って余ってそうな具材を組み合わせて作った料理だが、立派なものだ。


「いちばんすきな花」の1話を見た。姉と母親が見ていて、姉が面白いと言っていたので私も見てみることにした。

まず、最初のシーンがめっちゃ好き。4人がそれぞれ過去の自分を回想しているようなシーンから始まるのだが、この場面のノスタルジックさと漂う寂しさに引き込まれた。

あとは全体的に表情とかセリフとかが細かい。4人が家に集まる場面で、お湯を沸かす時にわざわざコップに水を入れて計っている瞬間とか、ピンク色のコップを女の子に渡すのはどうなのかと逡巡して男の方に渡す瞬間とか、そういう細かい動作とかが丁寧に作られている。
セリフだけではなく、小さい動きでキャラクター性を浮かび上がらせるような作りをしていて、多分このドラマは細かい人間の機微を描いていくものなんだろうなという予感がする。

だから、これがどういうドラマなのか説明しずらい部分はある。方向性がまだはっきりしていない。というか、これからはっきりすることもない気がする。

ペアとかカップルを描く作品がありふれている(というかそれがほとんどなのかも)中で、その「2人」という存在の特別さを強調するとともに否定している形になっている。1話ですでにそれをやっているということは、このままカップリングを否定する物語になるのだろうか。私としてはそういう方向性になると踏んでいるのだが、現時点では「自分にとって特別な人」を見つける物語にもなりそう。

美容師の人(私は作中の名前を全然覚えられない)の演技が良い。演技も良いし、多分私は彼女のキャラクターも好きだと思う。1話では、顔が良いことによる弊害を描いていたが、多分、彼女についてはこれからもその面を強く描いていくのだろう。

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