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「沖縄旅行2日目~弟と自転車旅編~」2024年2月22日の日記

昨日の夜にドリンクバーで、ファンタのシークヮーサー味というのがあったので飲んでみたら、めちゃくちゃ美味しかった。ファンタの味のなかで一番好きだったかも。どうやら沖縄にしかないらしい。


夜は適当に寝て適当に漫画を読んで過ごした。多分、3時頃に寝て、6時くらいに起きて、朝ご飯を食べてまた1時間くらい寝た。あんまりちゃんと眠れてないけど、まあ大丈夫だろう。


チェックアウトギリギリまでだらだらして、宿を出る。そういえば書いてなかったかも知れないけど、今日から2日間は弟と2人で沖縄の南側をサイクリングする。家族たちとは3日目の夜に合流する予定だ。

この前沖縄に行った時に利用したレンタサイクルの店で自転車を借り、とりあえず海側に出ることに。海側に出るまでの道はかなり走りにくく、道を確めながら走ったりしていると結構時間がかかってしまった。

途中でスーパーに寄る。旅行先で見たことのないスーパーに入るの、かなり好きだ。

しばらく自転車を漕ぎ、ようやく海が見えた。ここからは、前回沖縄でサイクリングをした時と同じ道を辿っていくので、前回行った観光地などは飛ばして走る。

途中に寄った市場で、青パパイヤの炒め物というのが売っていたので買ってみる。青パパイヤは大根のような食感で、切り干し大根のような優しい味付けだった。

ポーたまおにぎりも食べる。スパムと卵のおにぎり。沖縄の食べ物だとこれがかなり好きだ。

あじさいがもう咲いていた。暖かいね~。場所によっては桜ももう咲いているらしい。


轟壕(とどろきのごう)という場所に到着。ここは沖縄戦の時に使われた塹壕で、約500人から600人の避難民がこの壕にいたらしい。

山の中に入っていくと階段があり、それを降りて行くと半分洞窟のような場所が広がっている。動物のフンの臭いがかなり強く、不気味な感じだ。

さらに奥の方へ入ると、大人1人がギリギリ入れるような穴があり、穴の奥は真っ暗で何も見えない。説明書きを読んだが、この壕は自然洞窟になっており、この先にももっと広い空間が広がっているらしい。穴の奥には広場や水場まであったらしく、確かに穴の中からは水の音が聞こえていた。

実際に塹壕を見てみると、ここに隠れていたのか、ここで過ごしていたのか、と、当時の状況がより鮮明に分かる。教科書の写真で見るのとは全然違ったリアリティーがある。こういう場所を保存し、より多くの人に見てもらうというのはやはり重要だろう。


またしばらく自転車を漕いで行くのだが、昨日まで冬だったのに急に夏の気温になったので少しバテてしまった。寝不足もあり、軽い熱中症のような状態になっている。スポーツドリンクを飲むとかなりマシになった。

ひめゆりの塔に到着。ここは時間をかけてしっかりと見ておきたいポイントだ。

出口付近には、沖縄戦で亡くなった227名の教師、生徒たちの名前と顔写真が掲載されている部屋があった。中には写真が手に入らなかったのだろう、白紙になっていて名前だけが表示されている方も大勢いた。その部屋には戦争時の様々な体験談、膨大な数の証言も掲載されていて、私の中にも、当時の酷い背景が浮かび上がってきた。

怪我をした兵隊を看病していた女学生の証言が特に印象に残っている。戦場で怪我を負った兵隊は、治療されたあと塹壕の中で棚のようなベッドに寝かされるのだが、塹壕のなかは充分な灯りがなく、傷口の膿や尿、便などの悪臭が立ち込めていたということだった。さっき私が轟壕で嗅いだ酷い臭いは、当時は異常な光景ではなかったのかもしれない。

ひめゆりの塔を出た後は、沖縄平和祈念公園にも少しだけ寄った。本来ならこの場所もがっつり見る予定だったのだが、思っていたよりも疲れていたので軽く見る程度だった。敷地がかなり広かったので、今度来たときに寄ろうと思う。

ドラゴンフルーツの木が生えていた。ドラゴンフルーツの葉っぱってこんな感じなんだ。初めて見た。

道の駅的なところで休憩。宿に着くまでに、ここからスーパーなどがあまりないとのことで、夜ご飯を買い込む作戦。ちなみに、この辺りは夜に空いている飲食店がほとんどなく、大体5時くらいには閉まってしまう。

道の駅の店内は普通のスーパーといった感じなのだが、惣菜系で食べられそうなものがほとんどない。とりあえず売れ残っている数少ないおにぎりを2つほど買い、足りない分はこの先にあるコンビニで買うことにした。


コンビニに到着。たまたまコンビニが割引の時間になっていて、多くの弁当やおにぎりが安くなっていた。半額の商品とかも結構あり、ウキウキでカゴに入れていく。つい買いすぎてしまったが、食料問題はこれで解決した。あとは宿に行ってゆっくり休むだけだ。

宿の近くで猫が大量発生しているのを発見。そういえば今日は猫の日らしい。猫に縁がある日だ。

どうやら、車で来ていた人が餌をあげているようだった。猫につられて私と弟も近づく。あまり警戒心のない猫たちで、触ることもできた。甘えてくることはないが、嫌がる様子も無さそうだった。


いい写真がたくさん撮れたので自慢させてもらいます。

可愛い。

これ、モデルみたいな表情をしていて素敵だ。

映画のポスターにもなりそうな写真。空の部分にキャッチコピーとかつきそうじゃないですか?

なんとなく、AIが合成した画像にも見える。それくらい綺麗。毛が艶っ艶だし瞳がもくりっくりだし、手も丸くなっていて可愛い。


猫に夢中になっていたらチェックインの時間を少し過ぎてしまっていたので、本日の宿へ。

到着。1泊2800円の宿なので、別にクオリティーとかは全く気にしていなかったのだが、良い感じだった。写真とかも飾ってあって、細部にちゃんとこだわりを感じた。

夜ご飯はコンビニで買ったカツカレーを食べる。今日はかなり疲れていたが、カツを食べると一気に元気になった。野菜とバナナも食べ、栄養をしっかり摂った。


シャワーを浴び、洗濯をした後は夜空を見に行くことにした。港付近を軽く探索する。

月と雲が出ていて、星空を撮るには適していなかったが、スマートフォンのカメラ設定などをいじりつつ、なかなか良い感じに撮れた。


今日の疲れ具合から、明日は元々のルートよりも短いルートにした方が良いのでは......と弱気になっていたのだが、意外と元気が出てきたので、明日も元々考えていたルートで頑張ることにした。今日よりも3キロほど長い道になるが、大丈夫だろうか。

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