「一冊で二回会える」2024年8月6日の日記

明日はまたいつもより早い時間に起きるので、早々に日記を更新しておきたいと思います。仕事が本格的にできるようになったら、深夜の2時から働くことになるのだが、その場合、日記の更新は夕方の5時くらいになっちゃうのか。夕方の5時に更新される日記なんか読む人いるのか?


嫌な夢を見たせいで、朝は少し憂鬱だった。
何回も、同じような夢を見る。決まって嫌な気持ちになる。もうとっくに過去になってしまったことで、上手く気持ちを切り替えられたと思っているものが、こうして夢で現れてくる。出てこなくていいのに、思い出したくないのに、思い出さなくていいのに、散々思い出したのに、まだ私は夢を見る。


仕事。

いつも同乗していた人に、「最近身体にめっちゃ痣ができるんですよ」と言ったら、その人も最初は痣ができていたらしい。慣れてくると痣もできなくなるとのこと。


そういえば今日はミスをしてしまったんだった。分かりやすく自分がミスをして、誤魔化しもきかず、何のせいにもできない状況というのは意外に清々しいものだな。何人かに迷惑をかけてしまったのだが、新入社員の特権を利用して怒られることはなかった。というか、最初は誰もがやるミスらしい。

出来たことを書くより、出来なかったことを書く方が優しい世界になると思いますので、今後も私は出来なかったことやミスなんかは積極的に書いていく所存でございます。


『海のはじまり』第6話を見ました。凄すぎ。以下はネタバレありの感想になります。

・内部と外部の描き方、内野と外野の描き方が本当に上手い。ドラマ内では、夏は基本的にずっと内野にいる人物として描かれていたような気がするけど、今回は家で暮らす場面と、津野と喋る場面の二つで夏が外野にいるシーンが描かれていた。

・今話では、夏が海と朱音さんと翔平さんの暮らす家で生活する場面が描かれる。当たり前でもあるけど、海が普段どんな生活をしているのかを夏はまだ全然知らないわけで、3人の生活を見ている間は夏は外野にいる。

・夏が海の髪を結ぶときの、「できるよ」というセリフ、言い方といい表情といい、可愛すぎた。

・私はこのドラマをかなり弥生の目線で見ている節があるので、夏が水季との思い出を思い出したりするシーンはちょっと「うっ」となる。今回でいうと、海が靴紐を結ぶ時に、海と水季の姿が重なる場面とか。

・図書館で津野が大声を出すシーン、ああいうのを入れられると津野のことが好きになっちゃうな。

・「同じ人に一冊で二回会える」、めちゃくちゃ素敵な考え方。

・「今更南雲さんと向き合おうっていうのは綺麗事ですよね、死んだんだから」というのも凄いセリフだ。津野からしたら、「何で今更......」というのは絶対に消えないんだろうし、視聴者ですら忘れてしまいそうなことを、ふっと取り戻させてくれる。そういう意味でも津野の存在というのは本当に大事だ。このまま、夏と弥生と海が「家族」になって、3人で幸せに暮らすという、とんとん拍子で進んでいきそうな展開を、一歩踏みとどまらせてくれるし、ちゃんと考えさせてくれる。

・津野が夏の編んだ三つ編みをほどくシーンは本当に鳥肌が立った。凄すぎ。何話だったか忘れちゃったけど、海が弥生の差し出したハンカチを無視して夏のところに飛び込んでいくシーンにも似たものを感じた。内野だと思っていたものが、外野になる瞬間というか、その人に対しての勝てない領域みたいなものが現れる瞬間を、スローモーションで残酷に描く。本当にこのドラマは誰かを贔屓して描くことがない。

・そして、今回の一番の衝撃的なシーン。水季と弥生の繋がりについても描かれた。これは全然予想してなかったな。このまま関係性が全くないまま進むのかと思っていたけど、まさかここで二人が繋がるとはね......。泣いちゃった。

というわけで第6話の感想は以上。ちょっと今回は一回見てすぐに書いたので、あんまりまとまってない感じもするんだけど、とりあえずこんな感じです。毎話毎話で長い感想となっている。これはもう全話終わったあとに一話ごとの感想をまとめる記事を作ってもいい気がしてきたな。その時に綺麗にまとめるか。

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