「境界線を引く厭らしい目」2024年3月28日の日記

さっきまで寝てました。変な時間に寝て、そして起きてしまったせいで生活リズムに不都合が生じている。お腹も空いてきたし、何かおやつでも食べたいところだけど、そうすると遅い時間に寝ることになりそうだ。


火事の夢を見た。実家の隣の家が火事になって、こちらに燃え移らないように必死で消化活動をしている夢だ。ホースを使って水をまき続けるも、全然火が消えない。一度消えたと思って家に戻ってしばらくすると、また燃えている。その度にホースで水をまき続け、二リットルのペットボトルに水を入れて火にかけ続ける。そうしていると、反対側の隣の家も火事になっており、唖然とする。消防を呼ぶも、30分かかると言われてしまう。そんな夢を見た。


悪夢のせいか、4時半頃に目覚めた。一度トイレに行き、また眠る。眠れるか不安だったが、すぐに眠れた。


研修。新入社員がいくつかの班になっていて、基本的には大卒2人、その他の高卒という構成になっている。大卒の同期は、高卒の人たちの扱いに少し困っているらしい。駄目な人が多いと言う人もいる。私の班の人たちは、比較的真面目な人ばかりだと思う。今日、班の人に頼みごとをしたら「嫌です」と割とはっきり断られたけれど、私にはそれが妙に嬉しかった。ちゃんと自分の意見を言ってくれたから。人によっては、生意気だと思うのだろうか。

高卒の人と自分を比べてみて、確かに何か差があるような気がする。4年という時間以外にも、何か違いがあるような気がする。4年前の自分でもできていただろうと思うようなことをできない人もいる。それが彼ら彼女らのせいであるとは、微塵も思わない。能力は生まれ育った環境によって大きく変わってくると思う。親の収入によっても、ある程度変わってくるものだと思う。ただ、それを「仕方ない」と判断する私に、彼ら彼女らを見下すような目線が入っていないか、勝手に判断して、境界線を引いていないか、それは考え続ける必要がある。常に自問自答していく必要がある。「高卒だからできないのは当たり前だ」という、最も愚かな結論を下しては決してならない。


研修の間は残業も一切なく、定時で帰れる。食事も会社の中で済ませるし、通勤時間もないから、夜は時間がたっぷりとある。Wi-Fiが無いので結構時間をもて余している感はある。とりあえずダウンロードしていた映画を見たり、本を読んだりしている。


部屋には、必要最低限のものしかない。布団の上に平積みされた本たちだけが、私という個人を証明してくれているような気がした。早く本棚を買って、家にある本たちを持ってこなければならない。インターネットは4月1日にならないと届かないらしいと同居人は言った。

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